「娘が学校に行きません 親子で迷った198日間」あらすじネタバレ感想

「娘が学校に行きません 親子で迷った198日間」のあらすじネタバレ感想です。

野原広子さんが描く人気作品です。

まりまり

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子どもが学校に行きたくないという気持ちと、それを聞いた母親の気持ちが描かれています。
同じ悩みを持つ方が読めば、何か解決の糸口が見つかるかもしれません。

私も同じ悩みを持っていた母の目線で感想を書いていきます。

野原広子さんの他の漫画も併せてお楽しみください。

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1章 娘が学校に行きません(1日~11日)あらすじネタバレ感想

1章 娘が学校に行きません(1日~11日)あらすじ、ネタバレ感想です。

1章 娘が学校に行きません(1日~11日)あらすじ

ある朝、小学5年生の娘が言った。
学校、休ませて。
明日はちゃんと行くと約束をしたのだが、娘の様子がいつも違う。

1章 娘が学校に行きません(1日~11日)ネタバレ感想

小5の娘が学校を休ませてほしいとお願いする。
久しぶりの泣き顔を見たら、休ませるしかないよね。
学校のことを聞いても、言いたくないと言われたら、それ以上は言えないし。
次の日になったらいけるかな?って心配をするけど、やっぱりいけない娘。
理由は何だろう?
お母さんが心配してあれやこれや聞いたりするのも、わかる。
朝から無理やり行かせてみたり。
私もそれやったわ。
結局1週間行かず、担任に相談したらダメという娘。
誰に相談したらいいの?
ママ友やネットで相談しても解決にならず。
子育て支援にも相談。
うちもしたわ。
けど、そっと見守るとか休ませろとか、やっぱり担任の先生かな。
ついに担任の先生に相談したときに、あー、よかったと思ったけど、まだ9日前。
先は長そうだ。
ほんと遠くより近くのプロとは言ったものだよ!
学校へ行きたくなくて体調を崩す娘ちゃんが、昔の息子と重なって、涙出るわ。

2章 娘が学校に行けません(12日~65日)あらすじネタバレ感想

2章 娘が学校に行けません(12日~65日)あらすじ、ネタバレ感想です。

2章 娘が学校に行けません(12日~65日)あらすじ

娘が学校に行きたくない理由がわかった。
体調を整えてから学校に行かせようと決めた母だったが、本当の夏休みになってしまった。

2章 娘が学校に行けません(12日~65日)ネタバレ感想

娘の担任が家にやってきて、学校に行きたくない理由を教えてくれた。
人間関係らしい。
小学校での人間関係は、狭い世界だから大人より余計に辛いよね。
母は1ヶ月半休めば元気になるかな、と思っていたけど事態は深刻。
夜中寝ない娘の言い訳が切ない。
明日になりたくない。
私も子どもの頃、時計を見ながら「止まれよ」って思ったことあったな。
担任の先生の気配りや近所のおばさんからの差し入れとか。
娘にとったら余計に負担がかかっているかも。
行けないことで苦しいのは娘ちゃん本人なんだよね。
長い休みの中で、単身赴任の父親が帰ってきたり、旅行したり、カウンセリングをしたり。
母親が娘の将来を考えれば考えるほど、焦る気持ちも分かる。
どうしたら上手くいくのか謎。
ただ、カウンセリングも子どもに合うカウンセリングを見つけるのは至難の技ですよね。
うんうん、めっちゃ共感しました。
お母さんが独りよがりにならないようにするのは難しい。

3章 娘が保健室に行きだした(66日~85日)あらすじネタバレ感想

3章 娘が保健室に行きだした(66日~85日)あらすじ、ネタバレ感想です。

3章 娘が保健室に行きだした(66日~85日)あらすじ

2学期の前日、学校に行かない娘が、学校を辞める言いだした。
悩む母だったが、学校に行かないと始まらない!と、娘を車に乗せて学校へ連れて行くのだった。

3章 娘が保健室に行きだした(66日~85日)ネタバレ感想

母があれやこれやとやってみても、娘は学校に行かないと言う。
学校に行かないと意味がないと連れ出す母の気持ちが分かる。
これは賭けだよね。
これで失敗すると、もうほんと学校を拒絶することになりそう。
担任の先生を見つけて、車の中に隠れる娘。
娘ちゃんの気持ちも分かるんだよね。
これはほんと嫌だし、不安んだよなー。
保健室の先生が来てくれて、娘の心が少しだけ開いたように感じた母の気持ちも、少し和らいだ。
無理強いをしない保健室の先生いいよね。
次の日から、他の生徒より少し遅れて保健室へ登校。
うちの息子もこんな感じでした。
ほんと保健室の先生が一筋の光に見えるよ。
担任の先生に言われて、校長と話すことにした母。
子どもではなく母親の方がカウンセリングを勧められたり、焦らずゆっくりと諭される。
すごく良い先生方。
結局、娘ちゃんは体調不良で学校をまた休むことになって、落ち込む母。
親のメンタルがこうなるってことを見通してたんだね。
さらに、登校拒否の子に熱心な先生に出会えて、娘が心の病気になっていることがわかる。
小児科の先生がカウンセリングしてくれるとか、初耳!
なかなかカウンセリングまでしてくれる小児科の先生に出会えたことなんてない。
うちは小児の心の外来で良い先生に出会えました。
話は漫画に戻って、78日目は保健室へ通う意味。
83日目までは、体力を取り戻した方法やストレス解消法などの体験談になっていて、この章はほんと良い情報ばっかり。

4章 娘が教室に行けません(86日~129日)あらすじネタバレ感想

4章 娘が教室に行けません(86日~129日)あらすじネタバレ感想です。

4章 娘が教室に行けません(86日~129日)あらすじ

教室まで行くことのできない娘は、まだ給食の時間まで学校にいることができない。
でも、少しずつ娘が変わっていくのがわかる。
合言葉は、あせらない。

4章 娘が教室に行けません(86日~129日)あらすじネタバレ感想

給食までいられない娘が、自分から給食終わってから帰るという。
これは大進歩だ!
やはり周りの大人たちの影響が大きい。
あせらず、見守るって難しいですよね。
でも、小学校の先生方や小児科の先生に相談できるってすごく心強い。
教室に行けなくても、友達が来てくれる。
これも、先生方の配慮のおかげだと思う。
本当はお友達と遊びたかった娘。
ちゃんと辛かった気持ちも言えるようになってる。
一番あせっているのは子どものほうかもしれないね。
すごく深い章だ。

5章 まだまだ教室に行けません(130日~168日)あらすじネタバレ感想

5章 まだまだ教室に行けません(130日~168日)あらすじネタバレ感想です。

5章 まだまだ教室に行けません(130日~168日)あらすじ

まだ教室にはいけないけど、得意なことができたり、友達とも少しずつお話できたり。
一歩ずつ前に進んでいるように見える。
娘は「飽きの作品展に」ビーズ細工を出すことにした。

5章 まだまだ教室に行けません(130日~168日)ネタバレ感想

学校の恒例行事「飽きの作品展」に参加する娘が可愛らしい。
保健室で一生懸命ビーズ細工を作る娘を大人たちは見守ってくれている。
めちゃくちゃ良い学校と思う(´;ω;`)ウッ…
保健室に会いに来てくれるお友達も少しずつ増えてきて、なんかやりとりが泣ける。
友達との距離も縮めながら、いろんな行事にも挑戦。
やっぱりムリって、うまくいかないと落ち込むときもある。
子どもが少しできるようになると、親の方が「おっ!行けるやん」って背中を押したくなるけど、それはあかんのね。
子どものペースを見守らなあかんやつ。
親も子どもも、友達に支えられていてすごく良い!
ランドセルもしょえるようになったり、勉強も少しずつできる娘。
まだみんなと一緒には無理だけど、ゆっくり行かせてくれるこの学校は、すごくいい。

6章 学校に行けました(172日~198日)あらすじネタバレ感想

6章 学校に行けました(172日~198日)あらすじ、ネタバレ感想です。

6章 学校に行けました(172日~198日)あらすじ

教室でみんなと授業を受けることができた娘。
順調かと思いきや、また保健室に戻った。
苦しいのは娘とわかっていても、親はがっかりしてしまう。

6章 学校に行けました(172日~198日)ネタバレ感想

順調かと思えば、やっぱり行きたくない。
保健室に逆戻り。
娘の心の中は、なかなか整理できなくてパニック。
辛いよね。
親もまたがっかり。
保健室まで送っていく母の気持ち、なんともいえない。
でも、学校に行ってみると笑顔で帰ってきた娘。
なんだか自信が満ち溢れていて、こっちが泣いたわ。
良かった。
でも、また行けないと落ち込むの繰り返し。
そう簡単にはいかないことはわかってる。
でも、みんなに支えられてまた行くことができた。
小児科の先生とのカウンセリングももうおしまい。
最後まで優しい先生の言葉が身に染みる。
受け入れてくれる人がいるって、大きいと思いました。
子どもだけじゃなく母親も、救われますよね。
娘ちゃんに笑顔が戻って本当に良かった!

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さいごに

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野原広子さんの漫画が好きで、この漫画も読んでみました。
私には4人の息子がいて、長男と次男が不登校ぎみだったので、共感することが多かったです。
ただ、その助けてくれる学校の先生や小児科の先生との出会いは運もあるのかな、と思いました。
長男が小学生で不登校気味になったとき、学校の先生に助けてもらえず、長男には辛い思いをさせてしまいました。それでも、少しずつ自分のペースで学校に行くようになったのは、友達のおかげもあるかもしれません。
次男の場合は学校の先生や心の外来の先生と巡り合えたことで、克服しつつある状況です。
子どもによって状況が違うと思いますが、その子に合った解決策を見つけることが大事なのかなって感じました。

野原さんの体験談を、すごく赤裸々に描いてくださっています。
ネットでは賛否両論ありますが、不登校を克服した一例として参考になると思いました。
ぜひ、読んでみてくださいね。

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