「毒親絶縁日記」のあらすじネタバレありの感想です。
2020年11月30日に発売された北瀬ユズ先生の「毒親絶縁日記」！
SNSでも話題となっている実録コミックエッセイ。
このマンガが、おすすめな方は、
- 毒親がなにか知りたい方
- 心理的虐待がなにか知りたい方
- 毒親と縁を切りたい方
- 自分が毒親になるかもと不安な方
- 親との関係が辛いと感じている方
こんな方におすすめです。
まり 作品紹介、見どころなどお伝えします。
＼12万冊読み放題で980円！30日無料あり！／
「毒親絶縁日記」作品紹介
まり 画像クリックでアマゾンkindleで読めるよ！
- 毒親絶縁日記
- 著者：北瀬ユズ
- 出版社 : ぴあ
自分の親が「毒親」だと気づいて絶縁するまでを描いた、
すべて本当の物語。
私はうつ病と診断され、そこで「心理的な虐待」をずっと受けていたことを知る。親は絶対に変わらない。私が変わるしかない。だから私は彼らとの縁を切ったのだ。
コミックエッセイではSNS未公開となる「親からの手紙」の話と現在の著者の様子も書籍限定で掲載しています。
アマゾンkindleで読む→ 毒親絶縁日記
「毒親絶縁日記」あらすじネタバレ感想まとめ！
（もくじ）
第一章 幼少期～小学生編
第二章 中学生編
第三章 高校生編
第四章 社会人編
第五章 結婚～絶縁編
「毒親絶縁日記」道場人物の紹介
「毒親絶縁日記」道場人物を紹介します。
- 主人公・ユズ：1980年代生まれ。親の顔色を伺う、良い子でいようとする
- ユズのお母さん：外面が良いが、感情の起伏が激しい
- ユズのお父さん：基本的に人に無関心だが、母親の味方
- 母方のおばあちゃん：気性が荒い
- 父方のおばあちゃん：ユズに優しい
第1章 幼少期～小学生あらすじネタバレ感想
第1章 幼少期～小学生あらすじ
主人公のユズが体験した幼少期～小学生までのエピソード。
感情の起伏が激しすぎる母と、母意外に関心のない父との生活。
ユズがまだ幼いころから、酷い仕打ちは始まっていた。
第1章 幼少期～小学生ネタバレ感想
常に母親の機嫌を伺うユズ。まだ2歳半なのに服を脱がされ外に出されるとか、鬼畜でしかない。
典型的な外面が良く、家庭内で虐待する母親。
びっくりしたのが身体が弱かったユズが血尿を出したときに、局部をたわしで洗うって酷すぎる(#ﾟДﾟ) ﾌﾟﾝｽｺ！
普通病院連れて行くよなー！
普通が当てはまらないそういうのが毒親っていうんだろうな。
どんなに不安で痛かったことか(´；ω；`)ｳｯ…
父親も酷いわ。母親が一番大事で幼い娘が作ってくれた料理も食べずに捨てるとか。
妻が作ったもの以外は汚いって、それ思ってても言うてほしくないわ。
幼少期～小学生の話では、両親の関係性と母親が異常ってことがよくわかる。
娘をだしに自分をよく見せようってヤツ。
しかも、娘はまだ小さいのに使用人みたいにこき使って、なんなの！？
ギャンブルにハマるわ、すぐキレるわ。
まだまだ親からの愛情が欲しい時期に、酷い扱いをされて、愛されるには良い子じゃないとと頑張るユズ。
そんな健気なユズに泣ける。
小さい子が親がすべてだから、誰も気が付かないんだということに気がつかされた。
第2章 中学生編 あらすじネタバレ感想
第2章 中学生編 あらすじ
ユズが中学性になり、祖母との関係が出てくる。
しかし、母方の祖母は認知症が酷くなり、父方の祖母も末期がんで入院。
母のストレスは増すばかりだった。
第2章 中学生編 ネタバレ感想
中学生になってからも、母親は酷い。
学校にクレームを入れたり、ユズに勉強しろという割に、塾はダメだし家事もやらす。
前回の話で、父親は母親を愛しいるんだと思っていたけど、この章ではそうでもなさそう。
母親が救急車で運ばれた時も、父は主治医の話はユズに任せるし、母親の病気を理由に会社休んでも酒とか。
母親がストレスを感じるたびに、ユズに当たるのが辛い。
でも、ずっと辛いことを言うわけじゃなくて、たまにユズを頼ったりするんだよね。
そんなことで愛情に飢えていたユズは、自分がいなくちゃと共依存の関係になっていく。
ユズは親に振り回されながらも、テストでは高得点をとれるのがスゴイ。
本当に努力家だわ。進路のこととかも親に振り回されながらしっかりと自分で決めているし。
ユズの母親はその時の感情で言うことが違うのがしんどいわ。
志望校に行けると思っても、願書出すときにはダメってキレて。
そりゃ、絶望的にもなる。
それでも、ユズは腐ってないところが偉いと思う。
ただ、やっぱりユズを助けてくれる人がいない。
担任の先生も関わってないし、祖母も入院して。
母方の祖母と母親の絡みでどんな関係だったのかが少しわかるけど、ひょっとして母方の祖母も毒親なのかしら？
負の連鎖しているようで、どうかユズでその負の連鎖を断ち切ってほしいと切に願う。
第3章 高校生編あらすじネタバレ感想
第3章 高校生編あらすじ
ユズは高校生になった。
このころ、ようやく他の家庭とは違うと気がつく。
バイト代を取られ、勉強も邪魔される日々。
母親から逃げることを考え始めた。
第3章 高校生編ネタバレ感想
母と父の関係もそんなによくない。
もともと父は人に関心がないだけあって、母のことも放置。
仕事があんまり好きじゃないらしく、母の体調を理由によく休んでいる。
ユズは、母のことばかり気にかけて、よく我慢していのが泣ける。
学校での合宿で、親からの手紙が白紙とか辛すぎ。しかも、ユズが母に書いた手紙を開封せずに捨ててる。
ほんと人の気持ちを踏みにじるのが天下一ちゃうか。
彼氏と別れろってヒステリックになったり。
部活を辞めさせるために学校へ来るとか。
そういう行動力は早い。
高校生でバイト代全部持っていかれて、パチンコ代にさせられるって生き地獄やん。
母の破産手続きにも連れて行かれて、またユズのせいにされるのが胸糞。
家庭のことってわからないってホントこういうことだわ。
ユズは、なんでも母に話という習慣になっているのが気になる。進路のことも言わなかったらいいのにって思うけど、仕方ないか。
就職が決まり、親元から離れる選択ができて良かった！
その資金もなんとかなって。
良い親戚がいて、良かったな～(ノД`)・゜・。
遠く離れたとしても、母親はユズを離さない気がしてたまらない（´・ω・｀）
第4章 社会人編あらすじネタバレ感想
第4章 社会人編あらすじ
社会人になったユズ。
やはり共依存の関係から逃れることはできなかった。
ユズは次第に体調を崩していく。
第4章 社会人編ネタバレ感想
社会人になって、より一層お金をせびる母。
徐々に体調が悪くなっているのが目に見えてわかる。
自分で生活をしながら、親にお金を渡し、さらに親のための旅行資金を貯める。
すごいよくわかんない(ﾟДﾟ;)
なんで、親のため！？
それが洗脳というか、共依存ってことなんだろうか。
親が具合悪いと言えば、すぐ飛んでいく！でも、それは親が大げさに言っただけだったり。
親からのお金を断れば職場まで連絡してきたり。
幼稚すぎる。
理解ある職場の上司がいて良かった！
心身ともに壊れていくユズがいたたまれない(´；ω；`)ｳｯ…
彼氏とも別れ、うつの症状も酷くなって強制的に入院。
入院して、きちんと治療を受けて、今までの親の行為が虐待と知る。
それが分かっても親に連絡はするんだね。
そんな状態の娘にでさえ、両親は外見のことを酷くいう。
辛すぎる。
周りの人との縁で、助けてくれる人が見つかったのが幸いだよね。
ひとりではなかなか越えられない壁がある。
きっとユズが努力家で周りの人を気遣える人柄だから、理解してくれる人もでてきたんんだろうね。
第5章 結婚～絶縁編あらすじネタバレ感想
第5章 結婚～絶縁編あらすじ
ユズはずっと支えてくれていたユウと結婚することにした。
結婚式を挙げて、これから幸せになると思っていた矢先に、また母からお金を催促する電話がかかってくる。
第5章 結婚～絶縁編ネタバレ感想
結婚式も母が結婚式を挙げてないからとサプライズで結婚指輪をプレゼントしたり。
すごく良い娘のユズ(´；ω；`)
親への想いがあってこそなのに、ユズの親はその想いをないがしろにする。
ユウもユズを親から守るために、ユウの実家にも協力をしてもらうことにする。
ユウがしっかりしているから、ユズは大丈夫だね。
良い夫と出会えたのも、毒親と手を切れたんだね。
本人は気が付かないことが多いから、周りの人の助けってほんと大切なんだと思う。
親からのしつこい電話にもユウやユウのご両親が対応してくれて、絶縁する。
絶縁すると、憑き物が落ちたかのように子宝に恵まれた。
ユウのご両親の協力もさすがで、嫁のユズを大切に想ってくれている証拠だね。
ユズは、両親の考えがわからずに親になることが不安になるけど、ユウの言った一言で解決。
わからなくて正解だよ！
ユズは、自分の幼少期と照らし合わせながら、子どもとの関りを持っていくのだけど、そこがまた泣ける。
やはり、トラウマがある人ほど、怖いと思う。
同じことをしてしまうんじゃないかと。
しかし、ユズで負の連鎖は止まったね。
作者の北瀬先生のあとがきで泣けました。
どんなにか辛かったことでしょうね。
マンガに描こうと思ってきっかけについても書かれています。
第1章でも描かれていますが、漫画を描くことが好きな北瀬先生。
北瀬先生の描いてくれたマンガで、救われる人がいると思います。
今後も北瀬先生を応援していきます！
アマゾンkindleで読む→ 毒親絶縁日記
さいごに
北瀬先生の描く「毒親絶縁日記」は、心理的虐待を受けていた主人公が毒親と絶縁する体験談です。
心理的虐待は目で見ただけではわからないという怖さが良く分かりました。
そして、なにより辛い思いしているはずの本人が気がつかない。
ユズみたいに、うちって変わっているのかな～なんて、思っていたら実はそれは心理的虐待を受けている。
大人になっても共依存をしていた親と絶縁するのは、かなり勇気がいる事だったと思います。
それができたのも、やはり周りの支えですよね。
頼れる存在ができるのは、心強いことです。
「毒親絶縁日記」は、辛い描写も可愛い絵でサラッと描いているので、読みやすて、物語がスーっと入っていました。
ぜひ、読んでみてくださいね。
まり 私も子どもたちとの関りの中で、気をつけようと思いました！
他にも、身体的虐待の毒親のマンガの記事も併せてお役に立ててくださいね。
＞＞「毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで」あらすじネタバレ感想！
＼12万冊読み放題で980円！30日無料あり！／
