「母親に捨てられて残された子供の話」について書きます。
- 結末は？
- あらすじネタバレ感想は？
- 口コミ・評判は？
と、気になる方のために、まるっとまとめました。
※ネタバレがあるので注意してください。
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「母親に捨てられて残された子供の話」結末は？あらすじネタバレ感想まとめ！
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- 母親に捨てられて残された子供の話
- 菊屋 きく子 (著)
- 出版社 : KADOKAWA
アルバイトで塾の講師として働く大学生のゆきは、ある光景をきっかけに幼かったころを思い出す。
母親はおらず父親と祖母に育てられたが、家庭のぬくもりなどない家の中で、いつもひとり孤独だった。
しかし、ある日、祖母の勘違いから母に関する衝撃の事実を知らされて……。
母親を失い、家庭の中で愛情を知らずに育った子どもの、葛藤と成長を描いたコミックエッセイ。
【目次】
- プロローグ
- １話 三者面談
- ２話 救いの言葉
- ３話 初潮
- ４話 真実
- ５話 捨て子
- ６話 死と現実
- ７話 生きる意思
- ８話 決別
- ９話 祖母の手
- 10話 箱の外
- 11話 父の回想（前後編）
- 12話 祖母の告白
- エピローグ
「母親にしてられて残された子どもの話」は、大学生の主人公がアルバイト先で見た光景が過去の自分と重なり、過去を思い出す。無関心な父と乱暴な祖母に育てられたことを思い出がさらっと描かれているけど、読んでいて辛い。祖母は世話はしてくれるけど、手は繋いでくれなかった。異様なまでに「女を象徴するもの」を毛嫌いする祖母が気持ち悪い。父親も理解できないほど酷い。
11話では、娘に無関心な父の本音。
12話では、残酷な目を覆いたくなるような言動をする祖母の本音が描かれている。
二人の本音が本当なら、救いがある話だと思う。
結末は、主人公が成長したときに父からの愛情がどんなものだったのかに気づいて、冒頭での光景の続きとなる。
一歩ずつ踏み出している主人公を応援したくなる最後になっていると思います。
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「母親に捨てられて残された子供の話」口コミ、評判は？
「母親に捨てられて残された子供の話」のネット上での口コミ、評判をまとめました。
- 実話かフィクション化わからず不自然な感じ
- 薄くてすぐ読み終わってしまった
- ストーリーをもっと充実させてほしい
- 心に残った
- たぶん作者の体験した話で考えさせられた
- 客観的に捉えていてわかりやすい
- 負の連鎖が止めれて良かった
- 似たような家庭環境の子供たちにぜひ読んでほしい
ネット上で、「薄っぺらい」とか「フィクションなのか？」という感想がありました。
母親の詳しいことがあまり出てこないので、もっと踏み込んだ話を読みたかった人にとったら、物足らなかったのかも。
こういう家庭もあるのだ、とさらっと読む分に関しては、特に薄っぺらいとは感じませんでした。
ただ、絵にくせがあるのでスキ・キライはあると思います。
さいごに
2020年12月18日のニュースで、KADOKAWAがYouTubeとニコニコチャンネルに動画チャンネル「コミックエッセイ劇場チャンネル」を開設したとあります。
YouTubeのチャンネルでは、人気エッセイマンガの内容をボイス付き動画として1話ずつ順次公開。10話まで無料で視聴可能。
作品の続きが気になる場合は、ニコニコチャンネルで課金を行えば作品を最後まで視聴することができるのだとか。
現在の配信作品は、野原広子「ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望」「離婚してもいいですか？ 翔子の場合」の2タイトルですが、2021年1月には「母親に捨てられて残された子どもの話」の公開も予定しているとのこと。他にもモグ原案による鳥頭ゆば「顔で選んだダンナはモラハラの塊でした」も公開予定。
またボイス付きで見るとコミックと違った面白さが発見できそうです。
発表されたら追記しますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。お役に立てれば幸いです。
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