「Shrink～精神科医ヨワイ～」4巻（17話～21話）あらすじネタバレ感想！

漫画「Shrink～精神科医ヨワイ～」4巻について書きます。

あらすじは？
ネタバレ感想が読みたい
次回の展開は？

なんて、気になっている方に向けて書いていきます。

「Shrink～精神科医ヨワイ～」4巻あらすじネタバレ感想

まり

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作品紹介

Shrink～精神科医ヨワイ～
七海仁 (著), 月子 (著)
出版社 ‏ : ‎ 集英社
既刊6巻

作品の簡単なあらすじ

隠れ精神病大国と呼ばれる日本。精神病患者の数自体は、少ないが自殺率は先進国の中でも最も多い。それだけ、悩んでいても“精神科に通っていない人がいるということ…。精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救いたいと思っている。

17話「PTSD②」あらすじネタバレ感想

あらすじ

冬室涼は、福島出身だと話し始めた。「あの日」に何が起こったのかを…。

冬室は東日本大震災の被災者だった。
ずっと心の中で苦しみ続けていた冬室。弱井に少しずつ心を開いて行く様子が何とも言えない（´・ω・｀）
弱井は、冬室の「今」を変える手助けをしようとする。

冬室は、姉の家で亡くなった両親に手を合わせる。姉の家族は、楽しそうに会話をしているけど、冬室は無理に笑顔を作っているように見える。

後日、弱井に診察してもらう冬室は、PTSDと診断される。
冷静な冬室は、頭でどうしようもなかったと理解している。しかし、心の方がまだケアされていない状態だという。
弱井が、治療法としてEMDRを提案する。EMDRが、実際にどんなことをするのかは知らなかった。冬室への対処法も、7秒息を止めるという自分でできる方法も、わかりやすくて良い漫画だなって思う。

冬室は、EMDRで忘れていた記憶を思い出していく。とても辛い過去の記憶。忘れていたのではなく、封印していたのかな。
少しずつひも解いて、冬室がやっと過去のことを話せるようになる。
一体、「あの日」になにがあったのか？

18話「PTSD③」あらすじネタバレ感想

あらすじ

2011年3月11日、冬室は実家の福島県に帰省した。

冬室は帰省して、同級生と再会するところからの回想シーン。
好きだった女の子が、友達と付き合っているのを知ってショックか。
冬室は、自分よりも稼ぎが少ないと友達を見下しているように見える（´・ω・｀）
これが若気の至りってやつ？尖ってる冬室。
両親にも愛想なしで、お父さんを怒らせて、家を飛び出してしまう。
喧嘩別れしたまま、地震が起きてしまい、結果的に仲直りはできなくなってしまった。
目の前の景色が一瞬で変わっていく様が、見ていて辛い。
そこには、弱井もいたんだね。
だから、どんなに辛い状況なのか知っていたというわけ。
冬室は、同級生とできることをやろうとしているのに、姉から電話がかかってきた…。
電話で話す姉の願いとは…？

19話「PTSD④」あらすじネタバレ感想

あらすじ

冬室は、姉の願いを聞き入れて、福島から出ることになった。まるでひとりだけ逃げているようで、罪悪感にさいなまれる・・・。

お姉さんが心配する気持ちわかるなぁ。当時の映像は、忘れられないくらい恐ろしい光景だったから。
冬室は、ひとりだけ逃げたという罪悪感と、他にも想像を絶するような感情を抱えていたんだろうね。
つき合った女の子もいたようだけど、冬室のトラウマを理解してもらえず、別れることになる。
ひとりでずっと苦しんでいたというわけ。
弱井との治療が順調に進み、今まで言えなかった言葉を選ぶことができたのがすごい。
今度は福島に帰ることにした。
冬室がずっと想っていた人に会うために…。

20話「PTSD⑤」あらすじネタバレ感想

あらすじ

冬室と弱井が、それぞれの思いを抱えながら福島にやってきた。

福島第一原子力発電所事故の話も盛り込まれている。東日本大震災の巨大地震で引き起こされた津波は、福島の原発も起こさせてしまった。原発事故の後、福島県の住民は、風評被害で悩ませられてきたことも描かれている。被害者たちの心の傷も深く、被災後に虐待やDVが増えていたという話も出ていて、心の傷は深い。
冬室は、故郷の福島に帰って同級生の純や恵に会い、封印していた過去と向き合った。両親への思いも溢れていて、怖かった気持ち、後悔の気持ちもちゃんと話すことができた。
忘れていた優しかった両親の記憶も取り戻せて、弱井とのPTSDの治療は回復に向かっていて、良かった。

一方、弱井は恩師に会ったり、過去の患者の様子も見にきていた。こういった被災後も精神科医たちが、治療をしてくれていることをこの漫画を読んで知れた。
その後の幸せそうな冬室の姿は、涙腺崩壊した…(´；ω；`)ｳｯ…

21話「パーソナリティ障害①」あらすじネタバレ感想

あらすじ

小山内風花、30才。彼氏を束縛しすぎて、別れを告げられてしまう。その後、自傷行為も…。

風花の束縛は異常…。彼氏もうんざりで、結局別れを切り出されてしまう。
いつも、どうしてこうなるのかと泣く風花。
手首を傷つけたり、爪を噛んだり。風花を心配したバーの店長に弱井のところを勧められる。
ラーメン屋の玄の知り合いで、2巻に出ていた双極性障害の話だ。繋がってる(笑)
弱井は、今回は珍しくルールを決めるという。
風花は、パーソナリティ障害で「適切な距離」で治療をすすめなくてはいけないらしい。
それは、風花の彼氏への態度を見ていたら、今後どうなるか察しがつく(;^ω^)

風花は、母親に呼ばれて実家に帰るけど、固い考えの父親と衝突する。
気持ちも落ち込み、体調も悪化。その結果、また自傷行為をしてSNSに拡散。
弱井にも大量のメールを送っていた(;´･ω･)
寂しいのかな？こういうのってどうしてあげたらいいのか？

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