「違国日記」9巻あらすじネタバレ感想!

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「違国日記」9巻のあらすじネタバレ感想を書きます。

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まりまり

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交通事故で両親を亡くした朝は、叔母の槙生に引き取られて1年ほど過ぎた。
スランプ気味で小説の筆が進まない槙生と孤独を抱えて、迷いながら前に進む朝。
それぞれ二人は、もがきながら答えを探し出そうとする…。

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※この記事はネタバレがあります。

「違国日記」9巻あらすじネタバレ感想!

「違国日記」9巻は41話~45話まであらすじネタバレ感想を書きます。
「違国日記」の全話のあらすじネタバレ感想の記事もどうぞ。

「違国日記」41話あらすじネタバレ感想

あらすじ

朝が高校2年の夏。叔母の槙生の様子がいつもと違うことに気がついた。
スランプ気味の槙生ちゃんにどう接したらいいのか…?

ボーッとした槙生ちゃんの手の平から、小さい言葉たちが零れ落ちていく描写がきれい。

小説家だもんね(*’ω’*)

朝が帰宅すると、槙生ちゃんが心ここにあらずって感じ。
こんなときって誰に連絡する?

朝が選んだのは笠町くんだった。
槙生ちゃんの彼氏か…。

笠町君からの返信は…怖くて避けて通ったって(´・ω・`)
それってどうなの?

朝は、今まで見てきた槙生ちゃんを思い出す。
学校での友達の会話も絡まって…。
からの、砂漠のオアシスにいる槙生ちゃんを望遠鏡で見ている笠町君とか(笑)

朝の脳内は、フル回転してるってことだと感じた(笑)
笠町君が遠目から槙生ちゃんを見ているってことなんだろうけど、ほんとさみしいね。

朝は槙生ちゃんを気づかい、槙生ちゃんも朝を気遣う。

槙生ちゃんが朝に、自立を強要してないかと言うシーンがあるんだけど、ほんと槙生ちゃんの性格が好きだ。

朝は、悲惨な事故を思い出して…。

槙生ちゃんへの返事が深くて、槙生ちゃんと朝の距離がググッと近くなっていくのを感じた。

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「違国日記」42話あらすじネタバレ感想

あらすじ

「あの人に嫌われたくない」
なぜ、そう思うのか?誰かのものを奪ったり与えたり…人間関係って難しい。

朝の日常生活が描かれている。
学校での友達、槙生ちゃんの彼氏、槙生ちゃんとの普通の会話。
普通なんだけど、その会話の流れの中で、人と人とのつながりや想いが流れるようにわかる( *´艸`)

まるで映画みたいな漫画。

冒頭で、朝と台詞しか描かれてないけど、槙生との関係がこれまでと少し変わってる。
朝の少し照れた表情と台詞から、槙生が朝を見送っている。
槙生ちゃんときたら、最初の頃は朝にどう接したらよいかわからず距離をとっていたよね。
なんかいい^^

朝が通学中にえみりとLINE。ママも槙生のこと気に入ってるんだよねー。

学校では、詞を投票で選ぶことになる。
1位は、三森。
朝は、その次で同票だった。
友達同士の中の会話で、いろんな人の感情が見える。
学校生活が懐かしい(笑)
なんかこんな感じだったかも。
よくわからないけど、なんか心がモヤッとするような…。

帰宅すると、今度は笠町くんと槙生と朝がいて…才能の話から始まって槙生のどこが好きとか、朝が突っ込んで聞いちゃったり(笑)
朝って唐突に、ぐぐっと深いところ聞いちゃうから、見ていて笑った。
傘町は後ろ姿なんだけど、タジタジしているようなかんじが可愛らしい。

過去の回想なのか槙生のシリアスな描写がパッと描かれていて、”見返りを求めない行動”について槙生らしいセリフにハッとさせられた。

また傘町と朝のほのぼのとした会話に戻るんだけどね。

最後は、槙生と朝のやりとりで締められている。
槙生は、朝の質問で「才能」について、朝の良いところや羨ましいと思っているところを伝えたけど、朝の返事が可愛らしい。

朝から始まり、夜に終わる。
一連の流れが凝縮されて詰まった42話だった。

結局のところ、誰にでも嫌われたくない気持ちがあって、だけど羨ましいと思う気持ちもある。
世の中が不公平にできているのか?
それとも、ただ自分が思っているだけなのか?
って、私は思ったんだけど、きっと読んだ人によって解釈が違う内容だと思う。

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「違国日記」43話あらすじネタバレ感想

あらすじ

朝は、同級生らを見て”やめる人”と”やめない人”の違いを槙生に聞いた。槙生の答えとは…?

まだまだ青春真っ盛りの高校生の朝。
同級生らがそれぞれの思いを胸に志望校に進学を目指したり、好きだと思っていたことを高校で辞めると言ったり。

”やめる人”と”やめない人”の違いってなんだろう?

深いな(´・ω・`)

朝は、槙生に聞いてみた。
42話からの「才能」に関しての続きとな。

槙生が朝に言葉を選びながら伝える。
才能はやめれないことだと。

槙生に質問をする朝がとても可愛らしいと思いながら読んでいたんだけど、最後のページに行きつくときに朝の孤独を感じた。

天真爛漫で可愛らしい朝。
でも、心の中は両親を亡くした寂しさは埋められず、必死で孤独と立ち向かっていた。
「才能」と続ける人とやめる人…その答えを朝は見つけられたのだろうか?

そして、朝は軽音を続けるという。
それぞれの登場人物たちが、何かを抱えて一生懸命に生きている姿があった。
朝は、歌で表現しているんだと思う。

いつか朝もどこに向かって進んでいたのかがわかるんだろうね。

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「違国日記」44話あらすじネタバレ感想

あらすじ

槙生がスランプに陥って小説が進まない。架空の登場人物と会話しながら進めていくのだが…。気がつけば、朝とえみりがいて女子3人のおしゃべりが始まった。

小説の中の架空の登場人物と槙生の台詞が交互に描かれていて、まるで会話をしているかのよう^^
会話をしているのかもしれないね。
パソコンの前でもがく槙生。
ふと気がつくと、朝とえみりがいた。
朝とえみりが女子高生らしくキャッキャッと話をしている。
槙生は、小説の手を止めて3人でお喋りすることにしたらしい。
朝が孤独を感じたときに、砂漠が思い浮かぶという話になった。
両親が亡くなった朝の孤独を想像しただけで、悲しくなってしまうけど、えみりと朝は全然重くない(笑)
むしろ、えみりと朝のトークは、軽い感じで進んでいく。

次は、もしも槙生が朝とえみりの小さいころから会っていたら…えみりの妄想の話。
槙生も妄想してみる。
朝とえみりの幼少期。
無表情で本をすすめる槙生を見て泣いてる少女二人が可愛らしい(笑)

朝が、小さかったらどんな本をすすめてくれたかと槙生に聞いた。
槙生は、今からでもすすめてあげるという。
そこに、槙生の小説の登場人物の描写がでてくる。
傷だらけで泣きながら叫ぶ。

槙生の小説のスランプは、朝とえみりとの会話から自然と抜け出せたということなのだろうか?|д゚)

3人の女子トークは、とても楽しそう。
槙生の小説の登場人物は、最後まで泣いて叫んでいた。それって、心の中の葛藤とか…そういうのを表していたのかな?
「どこにも行けない」から始まって、女子トークのあと「どこに行こうか?」で終わったのが、印象的でした^^

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「違国日記」45話あらすじネタバレ感想

あらすじ

朝は、たまに槙生をハッとさせることを言う。槙生は、朝の話を小説家仲間と話していた。一方、朝はえみりに槙生との話をしている。全然違う場所で、年齢も全然違うのに、朝たちと槙生の会話がリンクしていく。お喋りを楽しみながら自分の人生を振り返ってみるのも悪くないかも。

朝は、槙生の近くで勉強をしていた。
わからないことを槙生に聞く朝。
それに答える槙生。
自然な二人のやりとりにほっこりした^^
ふいに朝が、なぜ自分を引き取ったのかと槙生に聞いた。
槙生は、葬式で言ったと恥ずかしがっている。
朝が、もっとずっとあとで槙生の言っていた意味がわかるようになるのかな、と。
槙生は、朝との話を仲の良い小説家の樹乃と木星と3人でトークのネタにしている。
朝がたまにはっとすることを言う、なんてお喋りしているのを読むと、ちゃんと朝のことを見てるんだなってかんじる。
他にも朝に「なんで小説を書いているの?」と聞かれた話も。
朝の母親であり槙生のお姉さんに、生前言われた言葉も思い出す槙生。
小説家たちのお喋りって、言葉遊びしているみたいで読んでいて面白い(笑)
こんな風に感じたことを台詞で表現できるんだって思う( *´艸`)
一方、朝はえみりと槙生の話をしていた。
軽い気持ちで質問したら何か踏んだかもって(‘ω’)
朝も気がついてたんだなぁ。
朝とえみりは、槙生の話から進路の話に…。
槙生らは、主人公をどう書くかで盛り上がる。
朝たちと槙生たちは、同時進行で無力感の話になっていく。
槙生は、なぜ小説を書くのかという答えが出た。
熱く語る槙生だが、朝には絶対に言わないという。
朝たちは高校2年生で、槙生らはもう大人と言われる歳。
まったく違う年齢と職業なのに、「無力感」「まだ行ける」とか「行けない」とか会話がリンクしているのが面白い。
自宅に戻った朝と槙生が仲良く手を洗いながら話をしている。
槙生は、朝に何を感じて「やりたいことをやりなさい」って言ったのだろうね(´・ω・`)
私は、槙生が朝が一生懸命自分の気持ちや人生と向き合っているから、そういったのかなって思った。
槙生と朝の関係がこのままうまくいけばいいなぁ。

「違国日記」次回46話の展開は?

朝は、学校に提出する「進路希望調査票」の前で口ずさむ。やりたいことがあるようでない。高校2年の晩秋。答えを見つけだせずに時間が過ぎていく。

「違国日記」46話あらすじネタバレ感想!

「違国日記」前回7巻(36話~40話)のあらすじは?

朝とえみりは幼いころからの家族ぐるみの付き合いがあった。
親友だけど、どこまで秘密を伝える?
えみりは朝に打ち明けるべきなのか、悩んでいた。

「違国日記」8巻あらすじネタバレ感想!36話~40話まで

「違国日記」(いこくにっき)作品紹介

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違国日記について簡単に説明します。

作品紹介
  • タイトル:違国日記
  • 著者:ヤマシタトモコ
  • 出版社 : 祥伝社
  • 連載:フィールヤング
  • 既刊:9巻
    あらすじ

    中学3年生の冬に両親を亡くした朝は、母親の妹の槙生に引き取られることになった。槙生は、少女小説家で朝の知る”大人”とは違っている大人。亡き朝の母であり、槙生の姉の実里の死から、本当の彼女を見つけることができるのか?不器用ながらも一生懸命に生きる二人のストーリー。

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    さいごに

    今回の話の流れがオシャレでした。
    後ろ姿だけとか、セリフだけとか‥。
    ヤマシタ先生のまんがって映画みたいで好きです。

    他にもフィールヤングで連載中の漫画のあらすじネタバレ感想記事も併せてお楽しみくださいね。

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