「徒花～adabana～」最終話あらすじネタバレ感想！贖罪の時を経て狂い咲いた徒花の結末

「徒花～adabana～」最終話について書きます。

「徒花～adabana～」最終話のあらすじは？
ネタバレ感想も読みたい
前回の27話ってどうだった？
結末は？

と、気になる方に向けて書きます。

まり

マンガ好きおばさんの感情がダダ洩れの感想文になっています。涙が止まらなくて、何回も読んでしまいました

「徒花～adabana～」の全話ネタバレ感想もお楽しみくださいね。

＞＞「徒花～adabana～」上・中・下｜全話（1話～最終話・結末まで）あらすじネタバレ感想まとめ！

※この記事はネタバレを含みます。

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「徒花～adabana～」最終話あらすじネタバレ感想

まり

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最終話は、グランドジャンプ 2021 No.14で掲載されています。

7/16に待望の下巻が発売されます。
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「徒花～adabana～」最終話あらすじ

刑務所で罪を償い、出所したミヅキ。
迎えに来たのは、裁判で一緒に戦った男性の弁護士だった。
少し大人になったミヅキと弁護士は何を話すのか？
そして、アカツキやマコを取り巻いていた大人たちの今は？

「徒花～adabana～」最終話ネタバレ感想

出所したミヅキの顔つきが、前話と違う。
法廷から幾年か過ぎたってあるから成長したのか。
もともと美人だったからキレイな女性になっている。

弁護士との会話の中で、ミヅキは保護司に東京のアパートを借りたことがわかった。
ココから離れようと思ったと話すミヅキ。
寂しそうな表情は事件のときと変わらずだったから、マコのことをずっと想っているんだろうな。

マコを苦しめていた人たちはどうなったのか？
アカツキは薬物依存で堕ちて、マコの父親は路上生活の末に心筋梗塞で亡くなったらしい。
遺品はほとんどない状態で、ノートPCとスマホを近所で売った形跡があったけど、初期化されてデータは残ってなかった。
その後にミヅキの視線が下がったように目が描かれている。
台詞がないから、ミヅキが思うことはどんなことなんだろう、って考えさせられる。
データが残っていなかったから、マコに大人たちがしたことが公になることはないって気が付いたわ。
あんなにマコを追い詰めたくせに、裁かれないのが辛い。

ミヅキは、マコが一番好きだった”マジカルランド”に行きたいと言い、弁護士に連れて行ってもらう。
この弁護士もミヅキに色々想うことがあるんだろうね。
弁護士が、ミヅキに話すのは、マコの死の真相について。
これまでの経緯を弁護士が考えたのは、ミヅキの目的はアカツキだったこと。

ミヅキの返事は、弁護士の想像とは違っていた。
弁護士が本当のことに気がついたようで、ハッとした表情がまた印象的。
女性の弁護士とする回想シーンもあって、弁護士たちがなにに憤りを感じているのかがわかる。
ほんとにねぇ、他人ごとじゃないっていうか。
生まれ育ってきたところが酷くて、頼れる人も信じれる人もいない。
そんなときって、一体どうすればいいのか…
結局、一人の少女は命を落として、もう一人の少女は刑務所行き。
そうする選択肢しかなかったことも、辛い。

ミヅキは救われない…？

弁護士からマコの遺品をもらう。
それは、マコがミヅキに渡そうとしていたもの。
ミヅキが手にとり、マジカルランドをひとりで散歩をしていると、亡くなったマコが登場する。
マコに手を握られて、学生の頃に戻ったミヅキ。
2人は楽しそうに、マジカルランドを見て回った。
台詞はないけど、すごく綺麗な絵で、今までで一番幸せそうなマコとミヅキが見れた(´；ω；`)

最後にマコが消えて、現実に戻ったあとにミヅキの後ろ姿と美しいマジカルランド。
これはマジカルランドから出て、外から見ているのかな？
夢が終わったってこと？
ミヅキも過去のマコから解放されたということなのかな？

徒花は、「咲いても実を結ばない花。むだばな。」という意味がある。
なんだか救いようがなかった、と感じて、胸が締め付けられる思いでいっぱいになった。
最初から最後まで映画を見ているようで、綺麗で楽しめました。
どうかどうかミヅキには幸せになってほしい。
そして、マコやミヅキのように苦しんでいる少女が救われる世の中になってほしい。

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