※この記事には、『お見合い相手はもじゃもじゃニート』原作小説の結末に関する重大なネタバレが含まれています。
漫画版で今後描かれる可能性のある内容を、先に知りたくない方はご注意ください。
広告で見かけた、もじゃもじゃ頭の引きこもり・弘光と、お見合い結婚をしたひな乃。
最初は夫婦とは思えないほど距離のあった二人ですが、原作の最後ではどのような関係になるのでしょうか。
先に結論をお伝えすると、弘光とひな乃は無事に結ばれます。
さらに弘光は、親からの援助を断り、ひな乃と二人で自立して生きていくことを決意します。
二人の恋愛だけでなく、弘光と家族の関係にも希望が残るハッピーエンドでした。
弘光とひな乃の変化を、表情やかわいいイラストで楽しみたい方は、漫画版を確認してみてください。
※配信状況、無料範囲、価格、キャンペーンは変更される場合があります。最新情報は作品ページでご確認ください。
漫画版1~6巻の内容や、広告で見た場面については、こちらの記事で紹介しています。
▶︎ 『お見合い相手はもじゃもじゃニート』ネタバレ感想|広告の場面は何巻?
『お見合い相手はもじゃもじゃニート』原作の結末
原作の結末では、弘光の外見や生活だけでなく、精神的にも大きく成長した姿が描かれます。
ここから、二人と家族の結末を順番に紹介します。
弘光とひな乃は無事に結ばれる
出会ったばかりの弘光は、女性と接することが苦手で、ひな乃と同じ部屋で眠ることさえ避けていました。
そんな二人でしたが、原作の最後では無事に身体を重ね、本当の意味で夫婦になります。
ひな乃が弘光へ与えてきた、少し刺激的な「ご褒美」も、最終的には二人の距離を縮めるきっかけになりました。
ただし、弘光が変われたのは、ご褒美だけが理由ではありません。
ひな乃は弘光の好きなゲームを否定せず、いきなり就職や社会復帰を求めることもしませんでした。
食事や運動、肌の手入れ、散髪と、そのときの弘光にできそうな目標を一つずつ考えます。
そして弘光が目標を達成すると、その頑張りを認めて次の一歩につなげていきました。
「自分には何もできない」と思い込んでいた弘光にとって、ひな乃は、自分の小さな変化を近くで見て喜んでくれる存在だったのかもしれません。
親の援助を断り、二人で生きることを決める
結婚後の弘光とひな乃は、弘光の両親が用意した高級マンションで暮らしていました。
弘光には仕事上の立場と安定した収入も与えられており、二人の生活は両親の援助によって支えられていました。
しかし結末で弘光は、その援助を断ります。
今までの家を出て、これからはひな乃と二人、自分たちの力で生活していくことを決めたのです。
外見を整えただけなら、弘光は親に守られたままでも暮らせました。
それでも自分から援助を断ったことで、弘光の本当の変化が分かります。
これは親への反発ではなく、自分の人生を自分で引き受けるための決断でした。
結婚以来会っていなかった家族と再会
弘光とひな乃は、両親や兄夫婦がいる実家を訪れます。
弘光が実家へ帰るのは、結婚してから初めてのことでした。
長く引きこもり、家族との関係を避けていた弘光が、ひな乃と一緒に、自分の意思で家族へ会いに行ったのです。
以前とは大きく変わった弘光の姿に、家族は驚きます。
そして、ひな乃へ次々と質問が向けられました。
そんな家族の前で弘光は、自分が変われたのは、ひな乃のおかげだと伝えます。
自分の変化だけを誇るのではなく、ひな乃の支えがあったからだと、家族の前で彼女を立てたのです。
その言葉を聞いたひな乃は、涙ぐむほど喜びます。
これまでのひな乃は、弘光を励まし、生活を整え、変化を見守る側でした。
しかし最後は弘光のほうが、家族の前でひな乃の存在を認め、感謝を伝えてくれました。
ここで二人は、「世話をする妻と世話をされる夫」ではなく、互いを大切にする夫婦になれたのだと思います。
両親へ、これまでの感謝を伝える
弘光は、これから親の援助を受けず、ひな乃と二人で生きていくことを家族へ伝えます。
同時に、今まで自分を支えてくれたことへの感謝も言葉にしました。
両親は突然の申し出に驚きますが、弘光の決意を喜び、受け入れます。
そして父親は弘光へ、たまには一緒に飲もうと声をかけました。
弘光を兄と比べ、否定的な言葉を重ねてきた家族の姿だけを見ると、愛情がないようにも感じます。
しかし、両親は弘光を愛していなかったわけではありません。
弘光への接し方や、愛情の伝え方が不器用だったのだと思います。
長年引きこもる弘光をどうすればよいか分からず、家族も疲れ、期待することを諦めてしまったのでしょう。
もちろん、弘光を兄と比べ続けたことや、結婚によって家から出そうとしたことが、すべて正しかったとはいえません。
それでも、最後に弘光の自立を喜び、父親から「一緒に飲もう」と伝えたことで、親子関係をもう一度作り直せる希望が残りました。
弘光は、ひな乃のおかげで何が変わった?
弘光の変化として最初に目を引くのは、ダイエットや肌、髪型などの外見です。
しかし、原作の結末で描かれた一番大きな変化は、見た目ではありません。
弘光は、自分の言葉でひな乃への感謝を伝え、両親へ自立の意思を示せるようになりました。
以前の弘光は、嫌なことや怖いことがあると、自分の部屋へ逃げ込んでいました。
最後の弘光は、避け続けていた家族と向き合い、自分の人生について自分で決断しています。
ひな乃が弘光を一方的に変えたというよりも、ひな乃と暮らすなかで、弘光自身が少しずつ自信を取り戻したのでしょう。
ひな乃に支えられるだけだった弘光が、最後にはひな乃を喜ばせ、これからの生活を一緒に背負おうとする。
二人の関係が、対等な夫婦へ変わったことが分かる結末でした。
最後は夫婦生活を楽しむ二人で終了
家族との再会や親からの自立など、終盤では弘光の成長が真面目に描かれます。
ところが、そのまま感動的に終わらないのが、この作品らしいところです。
無事に結ばれた弘光とひな乃は、その後、夫婦生活を何度も楽しむようになります。
長い間、身体の関係が進まなかった二人だけに、最後はそれまでの時間を取り戻すような展開です。
引きこもりや家族関係、自立という重い題材を描きながら、最後はエロと笑いに戻って終わる。
広告で注目を集めた作品らしさも忘れない、明るいオチでした。
弘光の家族は悪者だったのか
漫画版では、弘光を信じようとしない家族が、ひな乃から見て不気味な存在のように描かれる場面があります。
そのため、家族が弘光を追い詰めた悪者のようにも見えました。
ただ、原作の結末まで知ると、少し印象が変わります。
家族は弘光を嫌っていたのではなく、長い年月のなかで、どのように接すればよいのか分からなくなっていたのでしょう。
弘光の自立を喜び、父親がこれからも会おうと声をかけたことからも、親子の間に愛情が残っていたことが分かります。
家族の接し方には問題があった。
一方で、家族にも長年抱えてきた疲れや苦しさがあった。
どちらか一方だけを悪者にせず、最後に関係を修復できる可能性を見せたところも、この作品のよさだと感じました。
原作小説と漫画版の違い
原作小説と漫画版では、物語の大きな流れだけでなく、読んだときの印象にも違いがあります。
原作小説は、登場人物のセリフや擬音、場面の説明を中心に、必要に応じて心の中の言葉が補足される書き方です。
展開が早く、難しい表現も少ないため、普段あまり小説を読まない人でも読みやすいと思います。
ただし、先に漫画版を読んでから原作を読むと、少し物足りなく感じるかもしれません。
漫画版では、弘光やひな乃の表情、仕草、場面の間の取り方まで絵で描かれています。
ひな乃が弘光の変化を喜ぶ表情や、弘光が恥ずかしがって震える姿など、文章では短く進む場面にも、漫画では笑いやかわいらしさが加わっています。
一方、原作小説を先に読んだ人が漫画版を見ると、自分が想像していた弘光やひな乃と、絵の印象が違うと感じる可能性があります。
それでも漫画版は展開が早く、きれいに描かれる場面と、かわいらしく崩したイラストの使い分けがあり、読みやすく仕上がっています。
原作小説は、物語の続きや結末を早く知りたい人向け。
漫画版は、二人の表情やかわいらしい反応、ページをめくったときの笑いまで楽しみたい人向け。
どちらが優れているというより、同じ物語でも違った楽しみ方ができる作品だと感じました。
とくに漫画版は、弘光の恥ずかしがる表情や、ひな乃の真顔で大胆なことを言う姿がかわいく描かれています。
漫画版でも同じ結末になる?
原作小説は完結していますが、漫画版は2026年8月時点で6巻まで配信されています。
6巻の段階では、弘光とひな乃はまだ結末へ向かう途中です。
漫画版が原作と同じ流れで進むなら、今後は弘光が親から自立し、ひな乃と本当の夫婦になるまでが描かれる可能性があります。
ただし、漫画版では表情やコマ割りを使った演出が加えられているため、原作とまったく同じ順番や描写になるとは限りません。
原作では簡潔に書かれた結末が、漫画ではどのような表情や演出で描かれるのかも楽しみです。
よくある質問
弘光とひな乃は最後に結ばれますか?
原作の結末では、弘光とひな乃は無事に身体を重ね、本当の夫婦になります。
その後も、二人で夫婦生活を楽しんでいることが分かる、明るいオチで終わります。
弘光は親から自立しますか?
弘光は親からの援助を断り、両親が用意した家を出て、ひな乃と二人で生きていくことを決めます。
今まで支えてくれた両親への感謝も、弘光自身の言葉で伝えました。
弘光と家族は仲直りしますか?
すべての問題が完全に解決したとは描かれていませんが、家族は弘光の成長と自立を喜びます。
父親から「たまには一緒に飲もう」と声をかけられ、これから親子関係を作り直せる希望が残る結末です。
原作小説と漫画版はどちらがおすすめですか?
結末を早く知りたい人や、文章でサクサク読みたい人には原作小説が向いています。
二人の表情やかわいらしさ、コマ割りによる笑いを楽しみたい人には漫画版がおすすめです。
まとめ|弘光とひな乃は自分たちの力で歩き始める
『お見合い相手はもじゃもじゃニート』の原作は、弘光とひな乃が無事に結ばれるハッピーエンドです。
弘光は親からの援助を断り、ひな乃と二人、自分たちの力で生きていくことを決めます。
さらに、避け続けていた家族と向き合い、ひな乃への感謝と、両親への感謝を自分の言葉で伝えました。
弘光の家族は、弘光を愛していなかったのではなく、その気持ちをうまく伝えられなかったのでしょう。
外見が変わるだけでなく、自分の人生を自分で選び、ひな乃を支える側にもなった弘光。
最後は夫婦生活を楽しむ二人の姿で締めくくられ、笑いと希望の残る結末でした。
漫画版1~6巻の内容や、広告で見た場面が何巻に収録されているのかは、こちらの記事で紹介しています。
▶︎ 『お見合い相手はもじゃもじゃニート』ネタバレ感想|広告の場面は何巻?
原作では簡潔に進む二人の変化が、漫画版では表情やコマ割りを使って、より細かく描かれています。






