『社内探偵』69話を読み返しました。
今回、大きく動き始めたのは久我。
久我らしく、またかなり大きなことを考えています。
でも、69話を読み返して私が一番印象に残ったのは高井部長でした。
高井さん、本当に変わったなあ。
以前はどちらかというと、面倒なことには関わらない。
そんな印象もあった人です。
でも久我やいろいろな社員と関わってきたことで、少しずつ変わってきた。
だからといって久我に流されるわけでもなく、自分で考えて、自分がやるべきことを決めている。
やっぱりこの人、根はいい人だったんだろうなと思います。
※この記事では『社内探偵』69話の内容に触れていますが、久我の作戦や重要なやり取りについては詳しく書いていません。
『社内探偵』69話|久我が新たな計画へ動き出す
69話では、久我が高井部長にある計画を打ち明けます。
それは、会社のトップをめぐるかなり大きな計画。
一之江をもう一度中心に戻すことまで考えているようです。
もちろん、簡単にできる話ではありません。
現在の会社の状況を考えると、かなり難しい。
それでも久我は、どうすれば実現できるのか作戦を立てています。
具体的な方法は69話の大事なところなので、ここでは詳しく書かないでおきます。
久我、本気なんだなあ。
一之江が作った会社だからこそ、一之江がトップにいるべきだと考えているようです。
高井部長は久我への協力を断る
久我は高井部長にも力を貸してほしいと考えていました。
ところが、高井は協力を断ります。
最初は「え、高井さん協力してくれないの?」と思うところですが、理由を聞くと印象が変わります。
高井には、高井なりに今やると決めていることがあるからです。
会社というものの厳しさを知った高井がたどり着いたのは、会社そのものをどうにかすることではなく、部下がどこへ行っても自分の力で働いていけるように育てること。
会社の状況が変わっても、自分の力で仕事をしていける人に育てる。それが今の高井にできることだと考えているようです。
高井さん、本当に変わったなあ
ここ、私はすごく好きでした。
以前の高井さんって、面倒なことにはあまり関わりたくないというか、どこか無関心にも見える人だったんですよね。
でも、久我との付き合いや、いろいろな社員との出来事を経て変わってきた。
今はちゃんと、自分が何をするのかを考えている。
しかも高井さんのいいところは、久我のことを認めていても、久我と同じ道を選ばないところです。
久我には久我の大切にしているものがある。
高井には高井の大切にしているものがある。
だから、尊敬している相手から頼まれても、自分の考えと違えばきちんと断る。
流されないんですよね、この人。
個性的だし、ちょっと変わった人なんだけど(笑)。
いつでも自分の意見はちゃんと言う。
私は高井さんも好きだなあ。
もともと根はいい人だったのが、いろいろな経験をして表に出るようになってきたのかもしれませんね。
久我はそれでも動き続ける
高井の協力を得られなかった久我ですが、それで諦めるわけではありません。
一之江を戻すため、別の人物にも働きかけていきます。
ただ、こちらも簡単にはいきません。
一之江にその結果を報告する久我。
ここで、さりげなく久我を助けるのが飯田です。
飯田は一之江のことをよく分かっている
飯田がうまいんですよね。
久我がうまくいかなかったことを一之江に報告していると、飯田が別の話題を出します。
一見すると普通に会話へ入っただけにも見えるのですが、実は久我へのフォロー。
一之江の性格をよく分かったうえで、自然に話をそらしているんです。
久我も思わず、飯田が一之江を扱うのがうまいことを認めます。
ほんと、それ。
飯田、一之江課長のプロになってる(笑)。
69話、70話、71話と続けて読むと、このあたりから飯田の成長がどんどん見えてくるのも面白いです。
渡辺本部長の様子も少し気になる
一方、飯田は別の調査を進めるため、秘書課へ向かいます。
そこで耳にするのが、渡辺本部長のかなり強い言動。
周囲の社員も、渡辺について思うところがあるようです。
この時点では、これがどこまで今後に関係してくるのかは分かりません。
ただ、今読み返すとちょっと気になる場面ではあります。
詳しくは書きませんが、この渡辺については次の70話でさらに話が動いていきます。
そしてまた飯田のすごさが見えてくる
69話の後半でも、飯田の成長が分かる場面があります。
久我からほんの少し情報を与えられただけなのに、今の状況からかなりのところまで推測してしまう飯田。
しかも、ただ当てるだけではありません。
相手の立場まで考えて話している。
具体的に飯田が何を推測したのかは、本編に残しておきます。
でもここを読んで、私は思いました。
飯田って、もしかして本当にすごい人なんじゃない?
もともとの素質もあったんでしょうね。
そこに、これまでいろいろな人から教わったことや、一之江の下での経験が加わっている。
昔の飯田を知っているだけに、この成長はかなりうれしいです。
最後の一之江もなんだか気になる
そして69話の最後にも、少し気になる場面がありました。
初めて読んだときはそれほど気にしていなかったのですが、今読み返すと、
「このとき、何を考えていたんだろう?」
と、ちょっと引っかかります。
何か意味があるのか、それとも私が気にしすぎなのか。
こういうところも、話が進んでから読み返す楽しみになりそうです。
『社内探偵』69話の感想|高井も飯田も変わった
69話を読み返して思ったのは、登場人物たちが本当に少しずつ変わっていること。
久我は相変わらず、自分が正しいと思うことのために動く。
でも高井は、久我と関わってきたからといって久我と同じ人間になったわけではありません。
自分なりの答えを見つけて、自分のやるべきことを選んでいる。
そこがすごく高井さんらしい。
そして飯田も、いつの間にか人を気遣いながら情報を集め、自分で考えて動ける人になってきました。
こういう人物の変化があるから、『社内探偵』は昔の話を読み返しても面白いんでしょうね。
69話で出てきた渡辺本部長については、次の70話でさらに話が進みます。
『社内探偵』69話を本編で読む
69話では、この記事では詳しく書かなかった久我の作戦や、高井が自分の考えを語る場面があります。
飯田の成長が分かるやり取りも、ぜひ本編で読んでみてください。
次は『社内探偵』70話へ
70話では、69話で少し気になった渡辺本部長について、飯田の調査がさらに進みます。
そして飯田自身も、また一歩「調査する側」の人間として成長していきます。






