こんにちは、まりです。
ここでは、
安野モヨコの作品について書いていきます。
- 大人の恋愛が読みたい
- 登場人物のように前向きになりたい
- もっと安野モヨコの漫画を読んでみたい
- オシャレで綺麗な女子が出てくる漫画がいい
安野モヨコさんが描く「ハッピーマニア」は、たくさんの個性的な男性・女性が登場して色恋沙汰がメインの内容です。
笑いあり、涙あり、もちろんエロスもあって、登場人物の誰かには共感できる作品だと思います。
そんな「ハッピーマニア」が好きな方なら、間違いなくハマるだろう安野モヨコの作品を紹介いたします。
「ハッピーマニア」のあらすじまとめは、こちらの記事でお楽しみください。
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安野モヨコと「ハッピーマニア」とは?
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人気漫画家の安野モヨコさんと、漫画「ハッピーマニア」について簡単に紹介します。
まずは安野モヨコさんのプロフィールです。
安野モヨコさんは、高校在学中に『別冊少女フレンドDXジュリエット』7月号かに『まったくイカしたやつらだぜ!』が掲載されてデビューしています。
連載を持つまでは岡崎京子さんのアシスタントをしていたようです。
1995年から祥伝社の月刊雑誌『FEEL YOUNG』で『ハッピーマニア』の連載が始まりました。
- 作者:安野モヨコ
- 出版社:祥伝社
- FEEL YOUNG
- 全11巻
『ハッピーマニア』のあらすじは、理想の恋人を求めて本能のままに突っ走る恋の暴走列車、重田カヨコの「しあわせさがし」がメインとなっています。
登場人物のカヨコの親友・福永ヒロミ、カヨコを好きで追いかけている高橋は主要人物となり、『ハッピーマニア』の続編にも登場していました。
その他にも個性的な女性、男性が現れて、カヨコは翻弄されていくのですが、果たして「しあわせさがし」は成功するのか?が見どころとなっていて、多くの女性から支持されている漫画です。
そんな『ハッピーマニア』が好きな方が、ハマるほど面白い安野モヨコさんの作品をランキング形式で紹介します。
10位:安野モヨコの傑作短編集『カメレオンアーミー』
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『カメレオンアーミー』は、『コーラス』(集英社)増刊『コーラススペシャルWinter』1997年2月20日号に掲載されました。
馬鹿にしていた地味な女子社員だったが、気がつけば人気女子社員としてのし上がってきて・・・!?
ホラーテイストのストーリが展開されます。
【他の収録】
- 「夜の王子様 Chapter1」
- 「夜の王子様 Chapter2」
- 「渚にまつわるエトセトラ」
- 「X-GIRLの血は騒ぐ」
- 「東京バンビージャンプ」
- 「シナモン・ガール」
読んでいると、ポケベルが出てきたりまさに90年代というかんじです。
今読んでも古臭さは感じず、むしろ現代でも通用する漫画です。
女と男の関係でただ単に「好き」や「愛」だけでは終わらせません。
女同士がぶつかり合う、嫉妬、妬み、恨みなど激しい女心が現れているシーンも、暗さはなくどちらかと言えばすっきりします。
ネット上の口コミも評判が良く、
- おしゃれ
- 笑える
- ちょっと怖いかも
- 昔読んで、今読み返しても面白い
など、読めば安野モヨコワールドが満載で、おすすめの作品です。
この漫画は自信を持っておすすめできます!服装も今見てもオシャレだし、登場人物にも共感できるところがあります。特に『夜の王子様』が好きです。
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9位:子供といっしょに楽しめる『オチビサン』
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『オチビサン』は、2007年4月から2014年3月まで『朝日新聞』で連載されていました。
2014年4月から『AERA』に移籍しています。
元気で明るい主人公のオチビサンと仲間たちの生活を、日本の四季の移ろいと共に描く。
フルカラーの1ページ漫画。
やわらかな色彩(ポショワール)で人気を集めた作品です。
安野モヨコさんが描くほのぼのストーリー。
2014年には絵本にもなっていて、NHKのEテレ『テレビ絵本』で放送されていました。
激しい熱情の恋愛系ばかりではなく、読んでいてホッとできる作品。
クスッと笑えるストーリーと季節に応じた料理も美味しそうに描かれているので、『オチビサン』の料理を作ってネットで紹介している方もいるほどの人気ぶり。
安野ファンなら、読んでお行きたい漫画です。
小さな子どもさんといっしょに読めるのでママさんにも安心しておすすめできます。
オチビサンや仲間が本当に可愛らしいです。可愛らしい登場人物たちのやりとりで、ありふれた日常の中の「気づき」も見つけられますよ。特にお料理は、自分で作りたくなります!
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8位:安野モヨコのエッセイ漫画『監督不行届』
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『監督不行届』は、2002年4月から2004年12月まで『FEEL YOUNG』で不定期に連載されていました。
2005年に単行本化されました。
安野モヨコさんと夫・庵野秀明さんとの結婚生活を描いた初のエッセイコミックです。
事実に脚色されて描かれているのですが、オタクのカントククン(庵野秀明さん)に振り回されつつも、感化されてオタ嫁になっていく話。
『FEEL YOUNG』掲載分だけではなく、描き下ろしの番外編、庵野のコメントや詳しい作中のオタク用語解説がついています。
カントククン(庵野秀明さん)と自称オタ嫁の妻(安野モヨコさん)が可愛らしいイラストで描かれています。
ご夫婦の愛に満ち溢れているこのエッセイは、安野モヨコファンだけでなく庵野秀明ファンからも、評判が良い作品です。
この作品を読んで、お二人のことがもっと好きになったという声もありました。
プロのクリエイターとしてのこだわりもチラリと見えるので、お二人のファンにはたまりませんよ。
昔の漫画の話や当時のオタク用語がたくさん出てくるのですが、丁寧に書かれた解説もありますので、オタク用語が知らない人でも楽しめます。
セリフ以外での描写の言葉も細かくあって、隅から隅まで楽しめます。オタク用語がほぼ全部わかった私でした。
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7位:オシャレで可愛い恋愛ありの魔法少女もの『シュガシュガルーン』
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『シュガシュガルーン』は、2003年9月号から2007年5月号まで講談社の少女漫画雑誌「なかよし」に連載されました。
魔女ファンタジー漫画で、第29回講談社漫画賞児童部門受賞作品です。
魔女のショコラとバニラが人間界にやってきました。
魔界の次期女王の座をかけて、恋するハートをめぐるラブバトルが繰り広げられます。
ラブ・おしゃれ・魔法・バトルが満載!
単行本では、「なかよし」掲載時とセリフが一部変更されている箇所もあるようです。
2005年7月2日から2006年6月24日までテレビ東京系でテレビアニメ化されました。
大人系恋愛で人気だった安野モヨコさんが、この『シュガシュガルーン』を描いたことにびっくりされた方も多かった様子。
「あの安野モヨコさんが少女漫画を!?しかも子供向けの魔法ものって!?」
恐る恐る読んでみると、これは面白い!
確かに子供向きではありますが、恋に落ちる描写や安野モヨコさんお得意の恋愛に関する巧みな演出もあって、大人も楽しめます。
主要キャラクターもスレンダーで目が大きく、オシャレで可愛いくて、生き生きと描かれていました。
ネットでも、他の作品よりも丁寧に描かれていてわかりやすい、と評判が良いです。
ひとことで言うと夢がある漫画!昔、魔女法少女が大好きだったことを思い出しました!ショコラの声優に松本まりかさんだったのも、今になって思えば豪華だと思います!
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6位:仕事への意識がメインの『働きマン』
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『働きマン』は、講談社の『モーニング』にて2004年に連載開始、2008年から休載中です。
アニメや菅野美穂さん主演でテレビドラマでも人気でした。
都会での「仕事」がテーマの作品。
主人公を取り巻く人たちの「仕事観」がリアルに描かれています。
安野モヨコさんは、講談社の『週刊現代』編集部を取材し、この作品を描いたそうです。
『働きマン』は、イギリスの『タイムズ』でも取り上げられて「日本の男女不平等を覆せるか」というテーマだったようです。
ネットでの評判は、「好き」と「嫌い」とはっきり分かれていました。
仕事への意識がメインになってくる話なので、共感できる人できない人もいるかと思います。
いろんな登場人物がどんなふうに仕事に取り組んでいるのかをサラッと読んで見ても面白いかもしれませんね。
主人公の仕事への取り組みがスゴイ!バリバリできる女性がカッコいいなと思いました。誰に共感できるかな、と思って読んでも面白いかも。うーん、懐かしい!
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5位:モテたい男子学生をリアルに描いた『花とみつばち』
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『花とみつばち』は、2000年から2003年まで『週刊ヤングマガジン』(講談社)に連載されていた青年漫画作品です。
モテたいけどモテない主人公の高校生・小松。
クラスの女子からは地味系といわれ、そんな自分から脱皮しようと頑張るのですが・・・。
なかなかうまくいかない険しいモテ道に悪戦苦闘が描かれます。
今まで、女性がメインだった安野モヨコさんの作品ですが、ここにきて青年漫画に、またまた驚かされました。
ネットでの評判では「勢いがあって面白い漫画」と好評でした。
女性からの評判も良かったのですが、男性の感想で「的を得ている」ともあったので、男子心について知りたい方にはおすすめです。
安野モヨコさんが描く「新感覚の持てない男のバイブル」とでもいいましょうか。
主人公の前向きな行動力もみどころですが、とにかく笑えました。
モテたい男子心がわかります。なかなかうまくいかないけど、展開が早いので、次はどうなるのか気になって、あっという間に読みました。
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4位:おいらんの辛く激しい恋愛もの『さくらん』
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『さくらん』は、2001年9月号から2003年第7号まで講談社の雑誌『イブニング』に不定期連載されました。
現在、単行本は講談社より第1巻まで発売されましたが、ストーリー展開としてはひとまず完結しています。
2005年1月から『イブニング』で第二部の連載がスタートして現在停止状態です。
主人公は、江戸・吉原で育ったきよ葉。
花魁になるまでの人生が描かれています。
葛藤、苦悩、恋愛、嫉妬・・・花魁として辛く苦しい恋愛。
運命に立ち向かっていく花魁たちがみどころです。
キャッチコピーは「てめぇの人生、てめぇで咲かす」。
『さくらん』は映画化されていて、携わった方々も有名人ばかりで、豪華です。
- 監督:蜷川実花
- 主演:土屋アンナ
- 助演:安藤政信
- 脚本:タナダユキ
- 音楽監督:椎名林檎
- PG12指定
2007年2月24日よりシネクイントをメイン館に首都圏関東で公開され、同年3月3日より全国150館拡大公開されました。
『さくらん』は、「この漫画を読んで花魁に興味がわいた」という方もいるほど、ネットでも評判が良いです。
主人公は、美人で気が強くどんなことがあっても屈しません。
自分の気持ちに素直で本能のままに生きるその姿は、読んでいる人に元気を与えてくれます。
『ハッピーマニア』が好きな方には、ハマると思います。
花魁として男性との駆け引きをする描写が美しく描かれています。安野モヨコさんは、恋い焦がれる心情を表現するのが上手いので、感情移入して何回も泣いてしまいました!
アマゾンで読む→さくらん (イブニングコミックス)
3位:抑圧された欲望が解放されるときを描く『鼻下長紳士回顧録』
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『鼻下長紳士回顧録』(びかちょうしんしかいころく)は、2013年12月号から2018年4月号まで『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載されました。
20世紀初頭のフランス・パリの娼館を舞台にした作品。
主人公コレットは娼婦です。
情夫レオン、そして娼館を訪れる客たちの、愛と欲望に満ちた人間模様を描いています。
『鼻下長紳士回顧録』も好き・嫌いのはっきりと分かれる漫画です。
変わった性癖の登場人物がたくさん出てくるのですが、それが受け入れられる人と受け入れられない人がいるように思います。
ふだん隠している性癖を持つ紳士たちが娼婦たちによって解放されます。
紳士たちは、娼婦たちを蔑むことはなく、むしろ尊重しているようにみえるのが気持ち良く読めます。
娼婦たちの本気の恋も描かれていて、満足できる漫画です。
生きるために娼婦として働くのですが、悲惨さは全く感じらず、むしろ娼婦としての気高いプライドが見えます。誰にだって大なり小なり性癖はありますよね。それを隠すのではなく開放し、スッキリする漫画でした。
アマゾンで読む→鼻下長紳士回顧録 上巻 (コルク)
『鼻下長紳士回顧録』をもっと詳しく書いた記事も併せてお楽しみください。
▶『鼻下長紳士回顧録』(びかちょうしんしかいころく)あらすじ・作者を紹介
2位:安野ファンなら読んでおきたい一冊『安野モヨコ ANNORMAL』
この作品は単行本のみ販売中で、電子書籍はどこもありません。画像クリックするとアマゾンのサイトで購入できます!
安野モヨコさんは2019年にデビュー30周年を迎えて、2020年には展覧会も開かれています。
展覧会の図録を兼ねた本書となっています。
安野モヨコさんの30周年の展覧会の図録を兼ねています。
これまでの安野モヨコさんの作品や安野自身にも深く焦点を当てて掘り下げていきます。
安野モヨコさんの人間性を、代表作の原画や設定資料、イラストレーションも紹介されています。
『安野モヨコ ANNORMAL』は、歴代編集者やアシスタントの証言、夫・庵野秀明の言葉、そして安野さん本人によるロングインタビューも収録しています。
安野モヨコさんの作品すべての裏側がみえます。
単行本未収録作品、幻の漫画、「FEEL YOUNG」に異例の2号連続掲載となった、貴重な読み切り版『後ハッピーマニア』も特別収録されています。
とくに『ハッピーマニア』が生まれるまでの秘話がとても面白かったです。
安野さんが何を思いながら描いたのか分かると、また違った楽しさが味わえると思います。
安野モヨコさんをもっと知りたい方、安野ファンは一度は目を通しておいて損はないと自信を持っておすすめします。
この本には「よみよま」「東京番外地」も掲載されています。安野さんの生い立ちや漫画への思いなど、安野モヨコさんの原点が分かるような気がしました。何回読んでも面白いのでずっと大事に持っておこうと思っています。
アマゾンで見てみる→安野モヨコ ANNORMAL (コミックス単行本)
『安野モヨコ ANNORMAL』の評判をもっと知りたい方は、こちらの記事も併せてお楽しみください。
▶『安野モヨコ ANNORMAL』の評判や口コミ|実際に読んだ感想をまとめました!
1位:ハッピーマニアの続編が連載中『後ハッピーマニア』
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2001年で完結していた『ハッピーマニア』の続編が、2019年9月から『FEEL YOUNG』で連載開始しました。
重田カヨコが45才になって帰ってきた『後ハッピーマニア』は、2020年8月6日に待望のコミック1巻が発売されます。
ハッピーを追い求めていた主人公のカヨコは、高橋と結婚しました。
結婚生活が十数年経過して安定していたはずなのに、夫・高橋から突然の離婚を突きつけられます。
カヨコ45歳、大ピンチ! ?
「ハッピーマニア」の続編が始まりました。
かつての『ハッピーマニア』ファンからも大絶賛の『後ハッピーマニア』は、『FEEL YOUNG』で連載中です。
重田カヨコと福永ヒロミのコンビが復活して、前よりも落ち着いて大人になった二人が見れます。
落ち着いたとはいっても、元恋の暴走列車と言われただけあって、まだまだ勢いのある重田カヨコ。
夫婦とは何かを考えさせられる物語となっています。
『ハッピーマニア』ファンの方に、おすすめしたい漫画です。
あの可愛らしかったカヨコがショートカットになって熟女になっています!フクちゃんは、子どもを産んでいるのですが、相も変わらずきれいなまま。高橋もちょっと生え際が薄くなって登場。笑いあり、涙ありで、楽しませてくれること間違いなしです。
アマゾンで読む→後ハッピーマニア(1)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS)
『後ハッピーマニア』の詳しいあらすじ・ネタバレは、こちらの記事でお楽しみください。
▶「後ハッピーマニア」の全話ネタバレあらすじ・前作・作者・登場人物を紹介します
さいごに
安野モヨコさんの作品をランキング形式で紹介させていただきました。
ネット上の口コミと自分の感想も踏まえて選んでいます。
安野モヨコさんの作品は、分かりやすいストーリーと複雑なストーリーのものがあるのですが、分かりやすくて面白いものに重点をおいて順位をつけました。
なので『ハッピーマニア』好きならきっと満足できるのではないでしょうか。
安野モヨコさんは、休載から復活し、『後ハッピーマニア』が色々なニュースで取り上げられて話題になっていますね。
30周年の展示会を開いているのも関係しているとは思いますが、ファンとしては嬉しい限りです。
ずっと応援していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。