「いつかティファニーで朝食を」全話あらすじまとめ！レビューを紹介します

この記事では、「いつかティファニーで朝食を」の全話あらすじ、レビューを書きます。

「いつかティファニーで朝食を」は、漫画家・マキヒロチさんの作品で、アラサー女子4人がメインとなり朝食にこだわりながら、新たな自分を発見していくグルメ漫画です。ドラマにもなり、トリンドル玲奈さん主演で放送されていました。主人公がこだわっている朝食は、実在するお店が提供していることもあり、話題になっていたんですよ。

マキヒロチ先生の「夫の遺言」も人気作品ですので、併せてお楽しみくださいね。

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「いつかティファニーで朝食を」簡単に紹介

主人公は、28歳の佐藤麻里子でアラサー女子。

朝食にこだわりがあるのですが、なかなか自分の思いどうりにいかない飾りっ気のない朝食を食べています。

理想の朝食を求めながらアラサー女子の人生観をも考えさせられるストーリーとなっていて、多くの女性から共感されて人気です。

主人公の他にもメインとなる女性キャラ3人は、群馬県の高校の同級生という設定で、キャラもそれぞれ違っています。

• 阿久津典子（あくつのりこ）：BAR店長
• 那須栞（なすしおり）：主婦
• 新井里沙（あらいりさ）：ヨガインストラクター

麻里子の女友達も職業や性格は、ぜんぜん違うキャラなので、誰かには共感できます。

漫画の末巻には、お店の情報も記載されています。

また、麻里子の元彼の創太郎を主役にしたスピンオフ作品『創太郎の出張ぼっちめし』も、『コミック＠バンチ』の増刊誌連載されました。

「いつかティファニーで朝食を」1巻あらすじ

28歳の佐藤麻里子は、東京で暮らしています。
恋人の創太郎と7年同棲していましたが、時間のすれ違いや考え方の違いもあり、別れることを決意します。
朝ごはんを楽しむ家庭で育っていた麻里子にとって、いっしょに朝食を楽しめない創太郎に不満が募っていたこともあり、思い切って別れを選び、自らの朝食を見直していくことにしました。
まずは、女友達と朝食を楽しむことにします。
麻里子のストーリーは、恋人の創太郎との別れ、仕事での出来事のこと。
典子は、思ったことをズバズバいうので、主人公たちにとって重要な役どころかもしれません。
里沙は、恋愛や考え方について、考えさせられる展開でした。
主婦の栞は、やはり家庭や小学校での保護者との付き合いなど、主婦にとってあるあるな出来事が描かれています。
それぞれ違った生活の中でアラサー女子たちが、朝食を通して何を見つけられるのかがみどころです。
グッドモーニングカフェ、築地の和食かとう、ル・パン・コティディアン、七里ヶ浜のbillsなど、実際の美味しい朝食のお店を巡る「朝食女子」たちの物語が始まりました。

「いつかティファニーで朝食を」2巻あらすじ

佐藤麻里子は、仕事が忙しく追われながらも美味しい朝ごはんを楽しんでいます。
たまに実家へ帰るのですが、離れてわかる家族の大事さとでもいいますか、ホロっと泣けます。
典子は、恋愛がメインで古い恋に見切りをつけて、新たな恋に行けるのかみどころです。
里沙は、なかなか恋愛に前向きになりません。
自由奔放な姉との朝食の中で、わだかまりが少しずつ和らいでいくような気がします。
昔好きだった人と再会するのですが、うまくいくのでしょうか。
栞は、主婦で子供2人います。
母親になっても、友達との約束も行きたいけど、小さい子どもがいるとなかなかうまくいかないもの。
栞のストーリーは、子どもと夫との関係です。
それぞれが、いろんな悩みを抱えながら生きています。
そんな中でも、やっぱり女同士の友情は大切だと気が付かされますね。
現代の東京に生きる女性たちの姿を、リアルに描く「朝食女子」たちの物語、待望の第2巻です。

「いつかティファニーで朝食を」3巻あらすじ

ついに麻里子に新たな出会いがあります。
恋に発展しそうな予感もあるのですが、仕事に恋に大忙し。
それでも、朝食は大切な存在です。
美味しい朝食を食べれるお店、登場人物たちが悩みながらも懸命に前向きに生きて行く様子が描かれています。
麻里子の考え方に賛否両論あり、共感できる派とできない派とはっきりわかれるかもしれません。
典子は、前回からの引き続きで、今度は恋敵と思われて付きまとわれてしまいます。女同士わかりあえるのでしょうか。
里沙は、なかなか恋に積極的になれません。
ここでも典子の名言が、里沙をうまく導いてくれます。
社会人になると、学生の頃よりもいろいろ気が付いてしまうことってあるんですよね。
ちょっと辛口に、リアルな「朝食女子」たちのストーリーでした。

「いつかティファニーで朝食を」4巻あらすじ

麻里子は、小学・中学校のプチ同窓会をすることになり、実家へ帰省します。
元カレとの再会し、次に2人で会う約束をします。
典子は、実家の稼業を手伝うことにしたので、群馬に帰ることにしました。
そこで、学生時代に夢を見ていたことを思い出して、今後のことを考えていきます。
栞は、就職をすることを考え始めました。
夫には、働くことを反対されていたこともあり、悩む栞です。
典子は群馬、里沙は彼氏のいる大阪へと行っているので、バラバラになった4人のストーリーです。

「いつかティファニーで朝食を」5巻あらすじ

麻里子に母親からお見合い話がやってきました。
婚活セミナーにも登録されていた麻里子。
結婚について考えさせられるのですが、ひょんなことから祖母との時間ができました。
大人になってからの祖母との時間は、麻里子にとってとても大切なものとなり、結婚についての答えを導くものとなったのです。
典子は昔の忘れていた夢をもう一度追いかけることにしたのですが、母親からは反対されてしまいます。
喧嘩をしたその後で母親が事故をしてしまい、また典子の運命が動き始めることとなりました。
里沙は、恋人の家族と自分の家族との格差が気になり、なかなか心を開けずにいます。
夜中に父親から連絡があり、会いに行くことにするのですが、つい冷たい態度になってしまうのです。
主婦の栞の他3人で旅行へ行くのですが、旅先で出会いあり、コンプレックスの暴露ありと、女同士でなにかと忙しそうです。

「いつかティファニーで朝食を」6巻あらすじ

麻里子は、旅先で出会った男性とまさかの会社で再開することになりました。うまくいったかのように見えた二人ですが、まだまだお互いに知らないことが沢山あります。上手く乗り越えられるのか？
典子が好きな雄一、里沙の恋人の米谷、栞の夫など、男性陣たちのストーリーも楽しめます。

「いつかティファニーで朝食を」7巻あらすじ

麻里子の恋人は、感情の起伏が激しい。
振り回されて疲れ果ててしまいます。
そんなときに元カレにあったり、友達からのアドバイスもあったりで、ほんとうにしたいことを考えます。
もっといい方向にいくように、決断をする麻里子です。
女4人で旅行をします。
たまには、日常生活や日々の疲れをリフレッシュ。
友情ってなかなかいいものです。
他にも、麻里子の同僚のちょっとくせのあるきみの話もあり、里沙の恋人の女友達にモヤモヤだったりで、濃いストーリーで楽しめます。

「いつかティファニーで朝食を」8巻あらすじ

麻里子は、会社での後輩男子・菅谷のことが気になります。
新人の女子が菅谷を狙っている様子で、麻里子は対抗心を燃やしていろいろやっちゃいます。
栞は、子どものわがままが酷くなってきたので、子どもとの時間を作ることにしました。難しい年ごろの育児に悩みます。
典子は、留学することにしたのですが30歳での留学に周りから色々言われたり、雄一と再会したり、心が乱されてしまいます。
どんどん新しいことを始める彼女たちからは元気がもらえますよ。

「いつかティファニーで朝食を」9巻あらすじ

菅谷の退職パーティーが行われることになりました。
麻里子は、心に閉じ込めていた菅谷への気持ちに気が付いて、パーティでは意外な行動をとってしまいます。
典子は、NYに留学しました。思っていたことと違うことや思っていたよりも良いこともあって、新生活を楽しみます。
里沙はもうすぐ結婚式を控えています。
そこで、里沙の元カレや米谷の元彼女の存在で喧嘩になってしまいます。
男と女の考え方の違いは、なかなか難しいですよね。
「いつかティファニーで朝食を」の舞台裏も収録されていました。

「いつかティファニーで朝食を」10巻あらすじ

ついに親友・里沙の結婚式です！
式の前日や当日の様子も描かれていて、新婦さんの気持ちがリアルです。
典子は、里沙の結婚式に参加するのですが、周りとの価値観のギャップに気が付きます。
麻里子は、見合をします。
イケメンで育ちの良さそうなお相手の方と二人きりになったときに意外な事実が発覚して驚きの展開です。
栞は、里沙の結婚式で夫との恋愛について思い返します。それは栞の夫も同じだったようで、二人で旅行をすることにしました。
子どもたちがいない、久しぶりに二人きりになった栞夫婦は何を話すのでしょうか。
好きな人に出会って、好きな人と結婚することって、ほんと奇跡。
心から好きな人に出会うのは、そうあることじゃないですよね。

「いつかティファニーで朝食を」11巻あらすじ

典子のおばさんがNYにやってきました。
バツイチで息子を立派に育てたおばさんが泣いてしまします。
その理由とは？
麻里子は、会社の後輩から出会い系アプリをすすめられたり、あの高浪と再会したりで、心が揺れ動いてしまいます。
ひょっこり典子に会いに行くのですが、偶然が重なって、麻里子の運命はどうなるのでしょうか？

「いつかティファニーで朝食を」12巻あらすじ

麻里子は、典子の留学先のNYにやってきました。
身体のこと、仕事のことを考えてしましますが、美味しい朝食で元気をもらって、また前に進んでいきます。
典子の友達のさちの話もあり、一人で抱え込んでいるのではなく、周りのみんなが精いっぱいすぎてそうなってしまいました。
誰にでもあることなんだけど、とても他人ごとではないリアルなストーリーです。
里沙の妊娠の報告、新たな恋かもしれない気持ちや、元カレの結婚の報告。
どんなに自分が変わらなくても、まわりはどんどん変わっていくんですよね。

「いつかティファニーで朝食を」13巻あらすじ

妊娠をした里沙は、環境が一気に変わり始めます。
仕事、上司や同僚との関係、夫。
でも、また女同士で朝食を食べて、お喋りして、自分一人だけじゃない心強さが感じられます。
仕事を辞めた麻里子に菅谷から連絡があり会うことになりました。
期待を隠し切れない麻里子ですが、病気のこともあるので、いろいろと考えちゃいますよね。
典子は、気になる男性とは近づいたり遠かったりとなかなか距離が縮まりません。そんなとき訃報で日本に帰ることになりました。
そこで、思いもしなかったことになり自分の居場所について考えるのでした。
きみも新しいことを始めるために動き出しますが、旧友たちと久しぶりに出会ったり、思い出の場所が閉店したりと、どんどん変わっていったことを再確認しています。
それでも嫌なことばかりじゃない、良いこともあったりして。
どんどん自信を持って進んでいくのでした。
まわりがどんどん結婚したり、子どもができたりしている中、孤独を感じている人もいます。
30代って、はっきりと分かれてくるんですよね。
環境の違った麻里子たちの行方がみどころです。

「いつかティファニーで朝食を」14巻あらすじ

麻里子は、元恋人からの連絡があり流されそうになるのですが、菅谷に自分の気持ちを伝えることにしました。
菅谷はちゃんと話そうというのですが、麻里子は少し疲れているのか先延ばしにしてしまいました。
典子は、日本に帰ることを決めました。好きな人には思いを伝えずに、去ろうと決めていたのですが、お相手から思ってもみなかったことを言われます。
典子と一緒に帰国したさちも、家族への罪悪感を持っていました。
久しぶりに家族と一緒に朝食をとりながら、心のわだかまりも溶けていくことを感じています。
みんな自分たちなりの幸せをつかめるのか？いよいよ完結です。

「創太郎の出張ぼっちめし」スピンオフ作品も紹介

『いつかティファニーで朝食を』で主人公の麻里子からフラれた創太郎のストーリーです。
出版社の営業部員で、後輩の女社員に怒られながら、出張で全国を巡っています。創太郎の新しい出会いは？幸せはあるのか？
待望のスピンオフ作品です。
口コミでは、良い、悪いと両方あったのですが、「いつかティファニーで朝食を」と併せて読むもの面白いです。

さいごに

「いつかティファニーで朝食を」は三十代前半のときに読んだのですが、共感できる部分もあったりなかったりで、さらっと読めました。
四十代になりまた改めて、読み返してみたのですが、どの登場人物たちにも共感できるところもあり、昔よりもいろいろ経験をした分、「深いな」と思うところもいくつか発見しました。
朝食も美味しそうで、朝一番に食べる大切な食事は、単独だったり誰かと一緒にわいわい食べて元気をつけたり。
いくつになっても変わらない女友達との友情。
どの年代の方が読んでも楽しめる漫画だと思います。
とくに人生に行き詰ったときに、さらっと読んでみるとなにかヒントが見つかるかもしれませんよ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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