髑髏は闇夜に動き出す

漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズンのあらすじ、ネタバレ感想を書きます。

広告が気になったので、さっそく買って読みました。

前回とはまた違った復讐劇の始まり。

作者のTETSUO先生の過去作品もまるっとまとめてランキングにしたので、こちらも併せてお楽しみください。

>>「髑髏は闇夜に動き出す」作者・TETSUO(乾良彦)のおすすめ漫画ランキング!

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漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン【あらすじネタバレ感想】

まりまり

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漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン(1)の簡単な説明です。

  • 作者:TETSUO
  • レーベル:ヤングキング
  • ジャンル:青年漫画
  • 出版社:少年画報社

漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン【あらすじ】

愛するものを奪われた人間が全てを失ったときに復讐の鬼と化す!

気が弱くサラリーマンの父が主人公。
愛する家族が理不尽な事件に巻き込まれてしまいます。

漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン【登場人物】

主人公の家族たちです。

  • 主人公:加藤幸夫
  • 妻:加藤さち子
  • 娘:加藤利奈
  • 息子:加藤翔太

    漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン【ネタバレ感想】

    冒頭からめちゃくちゃ怖いんだけど!
    誰かが林の中で手と足を縛られた子供と犯人。
    子どもの目の前には、いくつもの死体が転がっていて酷いありさまだよ!
    犯人はナイフを火であぶった後、笑いながら子どもにナイフを振り下ろすシーンが絶妙に怖い!

    事件から3か月の時が過ぎた

    あの冒頭シーンは事件だったみたいで、団地にいる幸せな家族が出てきてほっこりする。
    朝の出勤前に部屋でかくれんぼをする父・幸夫と息子・翔太。
    カーテンに隠れる幼い翔太を幸夫は見つけて遊ぶなんて、めちゃくちゃいいお父さん!
    息子君はお父さんが大好きで、もう一度やろうとかくれんぼをせがむのが可愛い。
    娘は、自分のコップを幸夫が使ったことに腹を立てていて、思春期の娘あるあるですね。
    謝る幸夫、娘には弱いのね。
    と、思ったら妻もなんだか怖い。
    妻のさち子に昼は外で適当に食べて、と出勤を促されて出ていく幸夫は、弱いお父さんって感じ。

    お昼に事件のニュース

    幸夫が、昼に同僚と蕎麦屋に来たらテレビでは家族が山中で殺されたニュースが流れている。
    意味深だなー。
    そのニュースに気を取られていた幸夫。
    同僚は、最近子どもが生まれたたわいもない家族の話をしていました。
    幸せな時間が流れるだけに、あとから来るであろう事件にビビってしまいます。

    万引き犯扱いされた娘

    娘の利奈がスーパーで買い物をしていたら、知らない女子高生たちにカバンの中に未払いの商品を入れられます。
    酷い女子高生もいるもんだ!
    利奈は、そんなことは知らず買い物を続けているのですが、店員に万引き犯のように扱われる。
    店員からしたら仕方ないかもだけど、こんなこと本当にあったら怖いわ!

    黒い影が見える

    娘が大変なとき、幸夫は歩きながら昔の子どものことを思い出していました。
    昔の娘は可愛かったな。
    お父さんのことが大好きだったんだろうな。
    幸夫は子どもたちとの関係を再構築するためにキャンプに連れて行こうと決意。
    良いお父さんじゃないか。
    と思いきや!突然、前の方から、真っ黒で胸の部分がまあるく開いた人影がゆらゆらと歩いてきて超怖い。
    周りの人には見えていない様子。
    何かつぶやいていますが、幸夫には何のことか分からない。
    そのとき、スマホが鳴り妻のさち子から「利奈が万引きした」という連絡。
    幸夫が利奈を迎えに行くことになりました。
    復讐劇の前にこの黒い奴が気になる!
    なんだこりゃ!

    娘との距離が離れていく

    幸夫が利奈を迎えに行くと、利奈が何かを言うのをさえぎって、幸夫は店の責任者に頭を下げて謝っちゃったわ。
    それはあかんやつ。
    娘に話をちゃんときいてほしかったのに!
    店からの帰り道、利奈は幸夫に「自分はやっていない」ことを言ったのに、幸夫はまた謝ろうとする。
    これは父と娘の距離が遠ざかっていってもしゃーないわ。

    家族でキャンプへ

    けっきょく幸夫は、家族でキャンプへ行った。
    キャンプでは案外楽しくしているさち子と翔太だけど、娘は楽しめないと思うよ。
    利奈の姿が見えないので、幸夫が探しに行く。
    一方、利奈は川辺を伝って歩いて、冷たい滝の水をおうとした後ろに、恐ろしい影が!
    この漫画が復讐劇だと知っているからこそ、いつ来るか!?とドキドキしながらページをめくる。

    惨殺される家族

    ついに利奈の尋常じゃない叫び声が聞こえた。
    加藤は、利奈のところに急いでいこうとしますが、後ろから何者かに頭を石で殴られる。
    転んだ幸夫めがけてもう一回大きな石を振り下ろして、殺意が感じられる。
    血まみれで動けない幸夫。
    目の前で、妻、息子、娘が惨殺されて、これは辛い。
    加藤は、亡くなった息子を抱き、せめて息子だけでも助けたかったんだろうね!
    何とか助けを求め車が通る道路に出る。
    1台の車に発見されるけど、幸夫だけ助かるという大惨事に。
    ここはほんとエグいのと、家族が殺されていく様子が酷くて涙が止まりませんでした。

    家族惨殺から3か月後

    幸夫は病院のベッドの上。
    そこに刑事が2人きていて、幸夫に「何か思い出したことはないか」聞くけど、記憶喪失に。
    家族に早く連絡しないといけない、と言うだけ。
    幸夫は”逆行性健忘”と診断される。
    そりゃ思い出したくないよね。
    なかったことにしたいよ!

    刑事は仕方なく帰るけど、今後も絡みがありそう。

    その夜、幸夫は事件の時の夢を見て思い出す。家族はもういない。
    幸夫は病院を抜け出して家に帰っていく。
    あんなことを思い出したらいてもたってもいられなくなるよね。
    胸が痛い。

    犯人からの襲撃に会う幸夫

    幸夫は病院から自宅へ帰る途中に公園の横を通る。
    そこは昔の幼い利奈の姿が思い出され、頭痛で転倒。
    起き上がろうとした幸夫の首を絞める男が現る!
    こわっ!ずっと見張っていたのかしら?
    その男は家族を殺した犯人の1人。

    なんとか犯人から逃げきれたけど、まさか命が狙われるとはね!
    自宅に帰った幸夫は、事件のことを思い出してわんわんと泣く姿にもらい泣き。
    すると、黒い穴の開いた恐ろしい人が現れ、窓を指す。
    幸夫が窓を見ると、さっきの犯人が幸夫を探しに来ていた。
    誰やねん、この黒いやつ。

    復讐を決意する幸夫

    幸夫は犯人に復讐をすることを決意した。
    黒い影の姿はもう一人の幸夫だった。
    これは事件を示唆していたのかな?

    犯人の1人が幸夫の部屋に入ってきた。
    長身でロン毛の男と幸夫は激しく揉み合う。
    うまいことベランダから落ちた犯人の男は、胸を強く打ったのか話すことができず気絶。
    ハラハラドキドキすぎて、心臓に悪い。

    犯人の部屋に乗り込む

    長身の男が目が覚めた場所は、もう一人の犯人(ニット帽を被った男)の部屋。
    帽子を被った男は、苦しがる長身の男のために薬を買いに出かける。
    長身の男は「ここから早く逃げよう」と言いたかったけど、体中を強く打たれているためか、喋れず身体も上手く動かせない。
    ざまぁ!
    焦る長身くん、復讐に来ますよ~。

    復讐のはじまり

    犯人の部屋に幸夫が来た。
    手には消火器を持って。
    幸夫は、動けない長身の犯人の顔に消火器を容赦なく振り下ろす。
    このシーンは漫画だけど、グロが苦手な私は直視できない。
    さらっと読んでたら、犯人が動かなくなった。
    幸夫は自分の手を止血し、もう一人の犯人が帰ってくるのを待ちます。
    ドキドキですわ。

    犯人は意外な人

    ニット帽の男が帰ってきた。
    幸夫に頭を打たれて気絶。
    その間に、幸夫はニット帽の男を拘束。
    自分の家族が殺害されているところを映してあるビデオを見つけるんだけど、これは残酷。
    幸夫は、ニット帽の男が気が付くともう一人の犯人について聞く。
    どうも犯人は3人ぽい。
    最後のナイフを持った男、気になる。
    その後、幸夫はニット帽の男も苦しむ方法で殺害。

    最後の犯人への復讐は?

    最後の犯人は、名のある人物。
    美しい妊婦の妻と可愛い娘で絵に描いたような幸せな家族。
    幸夫は犯人の自宅を訪問する。
    幸夫の前にまた、幸夫にしか見えない”幸夫”が現れてまた何か言ってる。
    こいつなんなの?
    黒い影に言われて、自分の良心と葛藤する幸夫。
    泣ける。
    家族に罪はないけど、自分の家族は酷い目に合ったもんね。
    幸夫は、最終的に自分の命と引き換えにして、犯人が最も苦しむ復讐を成し遂げる。
    この終わり方は、うーん!私はなんかスカッとしないけど、結果的にこれで良かったのかな。

    漫画で読むと迫力があって面白かったですよ!

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    漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン口コミ・評判は?

    漫画「髑髏は闇夜に動き出す」セカンドシーズン(1)のネット上での口コミ・評判です。

    • 弱いひとが変貌するのがおもしろい。
    • 同感する。自分も同じ立場になればこのようになると思う。
    • 絵が雑で荒い。
    • 引き込まれる設定だけど絵が荒い。
    • 怖い。
    • 出来ないことが漫画化されてスカッとするのなら良し。

    頭を下げることが得意な気弱なサラリーマンの父が、復讐のために鬼となる、という話でした。

    他の「髑髏は闇夜に動き出す」シリーズ

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    さいごに

    はじめて読んだのが、第一作目の髑髏は闇夜に動き出す (ヤングキングコミックス)でした。
    親しい人が残忍な殺され方をして、命をかけて復讐するという内容は、衝撃でした。
    もし、自分だったらと思うと・・・、救われませんね。
    セカンドシーズンは、謝ってばかりの気弱なお父さんが復讐の鬼と化しました。
    サードシーズンは、まだ連載中のようです。
    続編が楽しみですね。

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