「同じ顔で私は嘘をつく」35話(最終回)ネタバレ!結末とラストの意味を考察

「同じ顔で私は嘘をつく」は、双子の姉妹の入れ替わりから始まるサスペンス漫画です。

妹の人生を生きることを選んだ姉・月。
しかし、その嘘は次第に周囲の人間関係や過去の出来事を巻き込み、大きな運命へと進んでいきます。

そして迎えた第35話(最終回)では、ついに月と陽の物語に決着がつきます。

この記事では、「同じ顔で私は嘘をつく」35話のあらすじネタバレと感想を紹介します。

ラストはかなり衝撃的で、考えさせられる終わり方でした。

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「同じ顔で私は嘘をつく」35話(最終回)ネタバレ

ついに最終回を迎えた「同じ顔で私は嘘をつく」。

第35話では、月と陽の物語に決着がつき、それぞれの登場人物のその後も描かれます。

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警察と両親が知った事実

物語は、警察が防犯カメラの映像を確認する場面から始まります。

そこに映っていたのは陽の姿(実際は月)でした。

しかし警察は、本物の月についての情報は見つかっていないと説明します。

その話を聞いた母親は、過去の出来事を思い出します。

自分はこれまで月ばかりを気にして、陽と向き合ってこなかったのではないかと後悔していました。

さらに、月に起きていた発作について、母はある可能性に気づきます。

それは――

月の発作は、自分から身を守るための防御だったのではないかということでした。

母親は、かつて月に暴力を振るっていたことを思い出します。

そのとき、月が拒絶するような声をあげていた記憶があったのです。

「発作は、私に触られないための防御本能だったのかもしれない」

そう語る母親を、父親は静かになだめるのでした。

月と陽、二人の決着

一方で月と陽は、二人だけで決着をつけることを決めていました。

二人は約束します。

  • 生き残った方が「陽」として生きる
  • 死んだ方は「月」として罪を償う

そして二人は崖の上で向き合います。

陽は月を崖から突き落とそうとします。

その瞬間、月の発作が起こりました。

現れた子どもたちの正体

月の前に現れたのは、小さな子どもたちの姿でした。

それは、母親の体に宿りながらも生まれることができなかった弟妹たちでした。

彼らはずっと二人を見守り、守っていた存在だったのです。

海へ落ちる二人

月と陽はもつれ合い、そのまま崖から海へ落ちていきます。

こうして二人の運命は、海の中へと消えていきました。

その後の登場人物

物語の最後では、登場人物たちのその後が描かれます。

  • 相良:パラリンピック代表を目指して競技を続けている
  • 凛太郎:関西の大学へ進学
  • 國邑:歌舞伎役者を続けながら大学へ進学。「嘘」を研究テーマにしている

ラストシーン

最後の場面。

浜辺で、一人の女子高生が発見されます。

名前を尋ねられると、彼女はこう答えました。

「月」

こうして「同じ顔で私は嘘をつく」は幕を閉じます。

35話感想

最終回は、姉妹の関係だけでなく、家族の過去や罪も描かれた印象的な結末でした。

特に月の発作の理由が、母親からの暴力による防御本能だった可能性が示唆された場面は衝撃的です。

また、最後に現れた「月」と名乗る女子高生が本当に月なのか、それとも陽なのか――。

読者に考えさせる余韻のあるラストでした。

「同じ顔で私は嘘をつく」最終回の意味を考察

「同じ顔で私は嘘をつく」最終回は、はっきりとした結末を描かず、読者に考えさせる終わり方になっていました。

特に印象的なのが、ラストシーンで浜辺で発見された女子高生が「月」と名乗る場面です。

このシーンから、「生き残ったのは月なのか、それとも陽なのか?」という考察が多くの読者の間で話題になっています。

生き残ったのは月の可能性

女子高生が自分の名前を「月」と名乗ったことから、素直に考えると生き残ったのは月の可能性があります。

崖から落ちた後に生き延び、これまでの出来事を背負いながら自分の名前で生きていくことを選んだとも考えられます。

もしそうだとすれば、月はこれまでの嘘や罪と向き合いながら人生を歩んでいくことになります。

陽が生き残った可能性

一方で、生き残ったのは陽であるという見方もできます。

これまで二人は何度も入れ替わり、互いの人生を奪い合うような関係でした。

そのため最後に陽が「月」と名乗ったのは、これまでの罪や運命を受け入れるためだったのかもしれません。

つまり、どちらが生き残ったのかははっきり描かれておらず、読者に解釈を委ねるラストになっています。

ラストシーンから考えると生き残ったのは月?

最終回のラストでは、浜辺で発見された女子高生が「天野川月です」と名乗ります。

このシーンでは、手を触られたときに自分の手を見つめ、少し驚いたような表情を浮かべる描写があります。

そしてゆっくりと目を閉じ、再び目を開いたあとに自分の名前を「月」と名乗ります。

この描写から考えると、生き残ったのは月の可能性が高いのではないでしょうか。

これまで作中では、月は母親に触れられると発作のような反応を起こしていました。

しかしラストシーンでは、触れられても大きな反応は見せず、静かに自分の名前を名乗っています。

もしかすると月は、これまでの恐怖やトラウマを乗り越え、少しずつ自分を取り戻しているのかもしれません。

また、海へ落ちた場面では、月と陽のどちらかが相手の足を引っ張っているようにも見える描写があります。

このシーンは、最後まで陽が月を憎んでいたとも解釈できます。

一方で、作中では陽が亡くなったことを明確に示す描写はありません。

そのため、「本当に生き残ったのは誰なのか」という点は、読者に委ねられている部分も大きいと言えるでしょう。

はっきりとした答えを示さず、読者に考えさせるラストこそが、この作品の大きなテーマだったのかもしれません。

タイトルの意味

タイトルの「同じ顔で私は嘘をつく」は、双子である二人が互いの人生を奪い合い、嘘を重ねて生きてきたことを象徴しています。

そして最後まで、どちらがどちらなのか分からない結末にすることで、作品のテーマである「嘘」と「アイデンティティ」がより強く印象づけられていました。

読者によって解釈が変わる、余韻の残るラストだったと言えるでしょう。

まとめ

「同じ顔で私は嘘をつく」35話では、月と陽の長い物語がついに終わりを迎えました。

二人の決着、母親の後悔、そして登場人物それぞれの未来が描かれ、重いテーマを残しながら物語は幕を閉じます。

ラストでは浜辺で発見された女子高生が「月」と名乗り、どちらが生き残ったのかははっきりとは描かれていません。

読者に考えさせる余韻のある結末となっていました。

心理描写や人間関係のドラマが印象的な作品なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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