「違国日記」8巻について書きます。
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楢えみり、高2。
好きになるのは同性で、相思相愛の彼女がいる。彼女とのことは、親友の朝には言えていない。
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※この記事はネタバレがあります。
「違国日記」8巻(36話~40話)あらすじネタバレ感想
「違国日記」の36話~40話を書きます。「違国日記」の全話のあらすじネタバレ感想の記事もどうぞ。
「違国日記」36話あらすじネタバレ感想
朝とえみりは幼いころからの家族ぐるみの付き合いがあった。
親友だけど、どこまで秘密を伝える?
えみりは朝に打ち明けるべきなのか、悩んでいた。
朝は新しい日記を買った。
その日記は以前の日記よりも使い勝手が良いみたい。
変化していくことを示唆するかのように、日記の話から始まっている。
フィールヤングの冒頭のカラーが素敵で、なんだか1話のときよりも大人びたな、と改めて思う(´・ω・`)
朝の学校での会話がなんだか生々しいw
こんな風な話とかほんとにありそう。
軽音部から後輩たちが朝のことを話しているのが聞こえる。
昔の朝だったら感情的になりそうって思ったけど、悪口なのか悪口じゃないのかを考えるあたり、槙生の影響があると思う。
槙生の言い方とか、考え方とかすごく好き。
ムリして保護者づらしないところが信頼されているんだよね。
朝は、槙生とえみりが連絡を取り合っていたことを知らなくて嫉妬(?)する。
可愛いw
えみりは本当は槙生に朝のことを相談していたんだよね。
ラインでの二人の会話が描かれているけど、学生の時にこんな風に相談できる大人がいたら良かったのにって思った。
親友だからなんでも話すっていうのは、ちょっと違うわ。
朝とえみりの会話を見ていたら、悩むのも分かる気がする。
きっと朝は後から知ったら、もっと早く教えてほしかったと言いそうだけどね。
えみりと彼女の付き合い方がね、なんともニヤニヤさせてくれる。
手を二人でつないでいくビジュアルが綺麗なんだよね。
でも、彼女の言葉はえみりにグサッと刺さったと思う。
もし、同性同士の付き合いで悩んでいる人がいたら見てほしいな。
女同士でもいいと思うけど、まだまだ認知度は低いみたいだし。
当事者だと余計に感じるよね。
決意したえみりは朝に言うのかな?
「違国日記」37話あらすじネタバレ感想
えみりは、朝につき合っている女の子のことを告白する。朝の反応は…?
えみりと朝が分かり合う話。
えみりは一大決心した。
朝につき合っている女の子のことを告白することを。
朝の反応が傷つくよね(;´・ω・)
でも、朝にはわからないんだよね。
難しい…
えみりが最初に相談したのが槙生だったのにショックを受ける朝。
だけど、過去に朝がえみりに余計なことを言うから、言いにくくなったんだって。
えみりもずっと苦しんでいたわ。
朝は「偏見ない」っていうけど、あるよ。
そう、えみりに言われて考える朝。
朝は日記を書きながら槙生に「じゅのさんは男か女か?」と聞く。
槙生のあきれた顔…w
でも、朝は真剣に考えているのが分かる。
朝、純粋で可愛いと思ってしまう。
朝はえみりと話をちゃんとする。
わからないけど、一生懸命分かろうとする姿は、好感が持てる。
えみりと朝の関係がより良いものになったよね。
2人の会話が尊い…
さらに、じゅのさんの書いている小説のみなごろしシリーズを読んでみたいと思うのは私だけだろうか…w
今さらだけど、槙生ちゃんの小説も読みたいです、はい
「違国日記」38話あらすじネタバレ感想
朝は亡くなった父のことを調べ始めた。愛されているのか知るために…
朝がいろんな人に父親について聞いているのが可愛らしい。
そして、ちゃんとみんな答えようとしているのがまたいいわ。
知らなくてもいいことだと他の人はいう。
けど、朝にとって前に進むためには必要なことなんだよね。
えみりがつき合っている女の子に朝のことを話す。
えっ?朝が探偵になるって言ってんのwww
朝の突拍子もないこというの好きかもw
朝は一生懸命、いろんな人に父親ってどんな人?って聞いていく。
えみりには、朝の気持ちが理解できない。
でも、きっと朝のことを想っているから、好きな人にも話しちゃうんだろうね。
またえみりの恋人もすごく良い子で、朝の気持ちを例えにしてわかりやすくえみりに伝える。
そして、自分の気持ちも。
愛されているかどうか?
やはり知れば足元は固まる気がするな。
「違国日記」39話あらすじネタバレ感想
朝は、亡くなった父の会社に連絡して、生前の父の話を聞こうとする。
朝の行動力がスゴイ。
亡くなった父親の会社に連絡して聞こうとする。
朝から会社に連絡があったと知った人たちが、朝のことを「悲劇のヒロイン」って言う。
悪意はないかもだけど、ほんと他人事なんだ。
なんか嫌な気しかしない。
足元がぐらぐらするという朝。
父親のことを知ればグラグラしないの?
弁護士・塔野と話した回想シーンや父親の会社の同僚と会ったシーン、えみりとの会話とか、父親への想いと織り交ぜて描かれている。
朝は、「いらいらする」「むかつく」「パッとしない」っていうのがおおいけど、表現できる言葉を知らないだけで、もっといろんなことを感じているんだろうな。
朝が主人公なのにわき役として考えているのもなんか面白い(笑)
最後に黒歴史の作詞を構成して槙生に見せる朝。
父親のことが解決しないままだけど、槙生ちゃんがいれば大丈夫な気がする。
「違国日記」40話あらすじネタバレ感想
朝は、軽音部のバンド活動で歌詞を書いている。何度も考えて、自分の言葉を探すのだが…。
朝が、他の人と関わりながら紡いでいく歌詞作りが素敵な40話。
小説家の槙生ちゃんがいるのが心強い。文章には強いはずだからね。
槙生に推敲を勧められてよく分かっていない朝が可愛らしい(笑)
推敲は、詩や文章をもっと良くするために何度も作り直したり、考えること。
朝は、ずっと歌詞のことを考えている。朝の行動で、私も推敲がなんとなくわかった(笑)
歌詞を連想していく中で、同級生や笠町くんとのコミュニケーションを通して、朝にしっくりと来る言葉が生まれていく。こうやって歌詞が作られるのか( *´艸`)
その過程が、まるで映画をみているようで流れるように読めちゃう。
朝も、父親のことをずっと考えているのには変わりなくて…。
父親で悩む笠町君との会話の中で、朝は何かを掴んだみたい。
そこに槙生ちゃんが来て、いつもの3人になって笑えるオチになる(笑)
歌詞もそれに伴って、できていくという。
大人の笠町君と槙生が、朝を子ども扱いせずに対等に話をするところがホント素敵。
そんな大人たちの中で過ごす朝。
いつか地面がぐらぐらしない日が来るのだろうか。
「違国日記」次回9巻の展開は?
交通事故で両親を亡くした朝は、叔母の槙生に引き取られて1年ほど過ぎた。
スランプ気味で小説の筆が進まない槙生と孤独を抱えて、迷いながら前に進む朝。
それぞれ二人は、もがきながら答えを探し出そうとする…。
「違国日記」前回7巻のあらすじは?
槙生がふいに言った「空虚」という言葉で父親を思い出す朝。父親って誰だったっけ‥
「違国日記」(いこくにっき)作品紹介
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違国日記について簡単に説明します。
- タイトル:違国日記
- 著者:ヤマシタトモコ
- 出版社 : 祥伝社
- 連載:フィールヤング
- 既刊:9巻
中学3年生の冬に両親を亡くした朝は、母親の妹の槙生に引き取られることになった。槙生は、少女小説家で朝の知る”大人”とは違っている大人。亡き朝の母であり、槙生の姉の実里の死から、本当の彼女を見つけることができるのか?不器用ながらも一生懸命に生きる二人のストーリー。
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さいごに
他にもフィールヤングで連載中の漫画のあらすじネタバレ感想記事も併せてお楽しみくださいね。